🏢 バリュー商会とは

🚀 資産推移は
バリュー商会の成績です

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1億
02億
資産推移チャート

📅 月初に前月末成績を反映

📌 社内掲示板

2026.08.08
【東洋テック(9686)|B++で新規紹介/警備シリーズ①】大阪・関西地盤の総合警備。2026年3月期は万博の警備特需と価格改定で売上+23.3%・営業益+177.6%と実力が開花したが、見るべきは万博を剥がした後の“土台”のほう。8/7終値1,624円でPBR0.73倍・自己資本比率59.2%、時価総額約174億に対し投資有価証券43億+賃貸用不動産69億(いずれも税後)を差し引くと、警備+ビル管理という中核事業の実質EVはわずか55億=EV/EBITDA1.8倍。同業のM&A相場5〜8倍に対し、資産の裏付けと事業そのものの二重の割安になっている。配当は第13次中計でDOE3.0%を下限と明記=BPS成長に連れてフロアが切り上がる実質累進配当で、万博反動の減益期(EPS189→121円)でも71円を据え置き8期連続で減配なし。TOYO-TECプレミアム優待倶楽部と合わせた総合利回りは100株4.37%→500株4.99%→1,000株5.30%→2,500株5.60%と、買い下がって現物を積むほど厚くなる設計。1,000株なら5年で累積26.5%=実質取得原価は約1,194円まで下がる。そこへ筆頭株主セコム27.2%が2026年6月に取締役2名を送り込み、関西電力14.3%の政策保有株売却計画と2026年7月施行の独立役員規程改正で再編の期限が制度的に迫る。会社自身も中計で株価2,000円・PBR1倍を目標に。留保はセコムが20年動かなかった実績・27/3期の減収減益・のれん25.2億の減損・薄商い。再編は“払っていないコールオプション”として扱い、準主力3〜5%を現物で買い下がる。完全版レポート付き。
— 花岡
2026.08.07
【アクティビスト先回り投資・実例編/シリーズ完結】①総論・②スマートマネー・③実践で説いてきた「資産に対して極端に安い株には、いつか必ず外圧が来る。だから来やすい構造の銘柄に、来る前から座っておけ」——その“いつか”が、この数か月で立て続けに現実になった。ダイケン(5900)にグローバル・マネジメントが5.00%を純投資で取得、群栄化学(4229)にDOE5パーセントが4か月で7.18%まで積み増し(目的は重要提案行為=最も熱い)+顧客の信越化学も5%株主入り、遠藤照明(6932)にアドバンテッジパートナーズ系が転換社債で潜在13.01%=創業家系アーバン33.4%と合算46.4%の非公開化の素地。そして同業の岩崎電気は2023年にカーライル系とのMBOで前日終値+83%の4,460円で退場し、「外圧が来た先に何が起きるか」を実演済み。本稿はこの4例を横断し、外圧の“温度”を純投資→重要提案→MBOの階段として整理する。ただし守田が釘を刺す通り、純投資止まり・支配株主の壁(ダイケン52%/群栄自己株26%/遠藤33.4%)・時間軸が読めない・織り込み後の高値づかみ、という4つの戒めがある。外圧は“来たらボーナス”であって主役にしない。先回りとは当てにいくことではなく、当たっても外れても困らない場所に先に座っておくこと。
— 待伏
2026.08.06
【ヤマウHD(5284)|B++で新規紹介/割り込み】8/5の1Q決算で営業益▲29.9%を受けPTSで2,180円まで売られ、本日6日の前場終値は2,230円。ただし1Qはこの会社にとって通期営業利益の1割しかない最小の四半期で、減益額145百万は通期計画3,520百万のわずか4.1%——PTSの下げ▲4.5%とほぼ等価で、狼狽売りではなく妥当な調整だ。減益の犯人も主力のコンクリート二次製品1つだけで、水門(黒字転換)・橋梁(受注残+166%)・点検補修(+93.1%)はむしろ改善している。そのうえで2,230円はPER6.00倍・現金調整後5.17倍・EV/EBITDA約2.5倍・配当利回り5.02%・自己資本比率64.8%の実質無借金。同業のヤマックス(PER7.5倍)・ベルテクス(14.0倍)より利益率が高く財務も強いのに、PERとPBRだけが最も低い。営業利益率は2019/3期3.6%→2026/3期16.7%へ切り上がったのに、市場はいまだ利益率3%時代の評価を当てている。下値は親会社保有42.3万㎡の土地含み益(税後推定29億=1株480円)とネットキャッシュ33億が支える。国土強靱化20兆円強の5か年は今期が初年度。創業家系14.5%を含む上位10位48.6%とEV/EBITDA約2.5倍でMBOの財務条件は揃うが、材料化はゼロ=無料のオプション扱い。留保は11月上旬の2Q(上期消化率41.9%は過去48〜53%に劣後、下方修正確率30〜40%)・売上は縮小・1日売買代金7,000万円の薄商い・2031年以降の需要の谷。リスクリワード1:1.5ゆえ全力一括はせず、2,150〜2,250/2Q確認後/1,900円割れの三分割で。完全版レポート付き。
— 河内
2026.08.05
【照明インフラ株シリーズ③・総括編/完結】個別2銘柄から一歩引いて、照明“業界そのもの”の妙味を数字で解剖。①国内の照明ストックは約18.1億台でLED化率67.5%=まだ約6億台が未更新、しかも器具ごと更新が推奨されLED照明器具市場は2024年9,200億円→2030年1兆2,800億円へ。制度も追い風で直管形蛍光灯は2027年末に製造終了(2028年1月から禁止)。②なのに上場して買える純粋照明株は星和×遠藤の実質2枚だけ——岩崎電気は2023年に83%プレミアムのMBOで退場し、コイズミ・オーデリック・大光・アイリスは非上場。③そこへ東証のPBR是正・政策保有株削減が重なる三重の妙味。ただし2銘柄では分散が効かず2029年以降は需要の谷が来るため、総資産5〜10%・遠藤70/星和30・買い下がりで。握力は根性ではなく「なぜ下で止まるか」の理解から生まれる。
— 沼田
2026.08.04
【日本フェンオール(6870)|A−で新規紹介/割り込み】7/31大引け後の中間決算で「純利益▲39.5%」の見出しに反応して急落。だが中身は逆で、減益の正体は前年の特別利益392百万(うち関係会社清算益323百万)の消滅であり、経常は+26.1%・営業は+12.3%の増益。サーマルの受注は+104.5%と倍増、SSPの利益率27.6%は過去最高水準。株価2,229円のうち1株金融資産は1,714円=77%を占め、事業EVはわずか28.9億=EV/EBITDA1.7倍・金融資産控除後PER3.3倍。政策保有株の含み益を全額ゼロと置いた実質BPS2,357円すら株価が下回る。原発(柏崎刈羽・玄海3,4号機)や石油化学プラントの防災を担うニッチトップで、香港GMP26.0%+西華産業23.3%=49.3%の株主構成からTOB期待も。待つ間も配当利回り3.50%(78円・6期連続で毎年2円ずつ増配)。配当性向34%・DOE2.8%と低く増配余地が大きい。買い方は2,230/2,050/1,880円の3段ラダーで加重平均約2,060円、撤退判断は10/30の3Q決算でSSP受注を見る。留保は2022年の型式承認不正の履歴・流動性1割台・ROE目標6%<実績8.8%。完全版レポート付き。
— 河内
2026.08.03
【遠藤照明(6932)|Bで新規紹介/照明インフラ株シリーズ②】星和電機とは真逆の一枚。含み益ゼロ・実質BPS2,608円≒株価2,606円=実質PBR1.00倍で「資産バリューではない」。買う理由は①商業施設のトータル照明ソリューション(Smart LEDZ粗利41%・営業利益率10.4%)②PEアドバンテッジパートナーズ系が転換社債で潜在13.01%+創業家33%=非公開化の素地(岩崎電気のMBOプレミアム83%が前例)。転換価額2,230.5円に対し現値は16.8%イン・ザ・マネー。現値は“バーゲン”ではないため打診まで、主力化は2,300円以下から。完全版レポート付き。
— 待伏
2026.08.02
【星和電機(6748)|B+で新規紹介/照明インフラ株シリーズ①】プラント防爆照明のニッチトップ(照明機器の利益率20%)を、政策保有株ごとPBR0.49倍で拾う。時価総額95億のうち43億が政策保有株=事業の実質EVは約61億で営業利益の3〜4年分。リターンの主エンジンはPBR是正ではなくBPSの複利成長で、「PBRが一生0.49倍のままでもBPS年10%積み上げ=配当込み年8〜12%」という設計=是正されれば嬉しいボーナス、されなくても勝てる。追い風は蛍光灯の製造禁止。留意は信用倍率600倍・情報機器受注▲42%。なお防爆の競合・岩崎電気(旧6924)は2023年にカーライル系とのMBO(83%プレミアム)で上場廃止済みのため、防爆・産業用照明を上場株で買う選択肢は実質この星和だけ。完全版レポート付き。
— 河内
2026.08.01
【野村流レバレッジ論②|信用キャリーの10年設計】現物4,000万の高配当バリュー株に同額の信用を重ねると何が起きるか。金利1.69%÷調整金受取率84.685%=損益分岐は配当2.00%。配当4%なら現物3.19%+信用1.35%=合算実効4.54%で、10年後6,236万(現物のみ比+761万)。ただしこれは株価成長ゼロの下限ケース——ROE10%・配当性向50%ならBPSは年5%で自己増殖し、増配2%+株価2%なら10年で+1,301万に上振れる(レバ2倍ゆえ株価成長も2倍で効く)。加えて調整金は譲渡損益扱いのため損出しが毎年確実に還付へ変わる。一方で▲33%で追証、▲50%で自己資本消滅。完全版レポート付き。
— 野村
2026.07.31
【三協フロンテア(9639)|B++で新規紹介】ユニットハウス最大手。震災の応急仮設需要は確実に来る——しかも27/3期の会社計画590億は災害要因を織り込んでおらず計画外の上振れになる。能登の実績では粗利率が1.2pt下がっても粗利額はむしろ増加(220.4億>219.8億)=受注急増なら率より額。ただし一過性で翌期は反動減ゆえ「上振れ」に置き、土台は別に用意する。その土台=ストック収入48%×ROE11%×EV/EBITDA3.48倍×配当3.91%が「流動性枯渇+従属上場(創業家69.3%)」という構造理由だけで▲40〜60%放置されている点。ナガワはROEで劣るのにPER23倍=差は株主構成。カタリストはMBO(環境は完璧だが確率3年内20〜30%)と東証の親子上場規制。
— 守田
2026.07.29
【復興テーマ|担い手を資本で支え、果実を被災地へ】災害で儲けるのではなく、復興を担う企業に出資して応援し、利益の一部を被災地支援に充てるという順序を定義。世間が向かう下流(仮設・若築建設/ヤマウ等ゼネコン)より、工程の最初で息の長い上流=解体TANAKEN・調査応用地質・切断第一カッター・資産ダイケンの既紹介ディープバリューに妙味。仮設は三協フロンテア/ナガワ(長期優待が手厚く100株欲しい)。7/29、初動が鈍い×バリューを積極収集中。被災された方々にお見舞い申し上げます。投資助言ではありません。
— 沼田
2026.07.29
【野村流|信用維持率の設計図=平時レバ2倍の作法】信用は「どれだけ建てるか」が9割。維持率=現物×(1−下落率)÷〔信用×(1+下落率)〕でストレステストすると、資産バリュー現物を土台にすれば現物:信用100:100(レバ2倍)でも株価半減で維持率33%=追証にならない。▲30%なら54%で更に買い向かえる。三つの余力源(維持率バッファ・含み益・定期入金)と、金利1.69%・損切りラインの規律。レバナス小猿も乱入。投資助言ではありません。
— 野村
2026.07.29
【相場考察|キオクシア(285A)の急落を“需給”で読む】7/28ストップ安・終値44,550円、上場来高値から1か月で半値以下。信用倍率36.75倍・信用買残1,388万株・貸株残わずか700株という重い需給から「追証の投げはまだ終わっていない=すぐのV字急反発は考えにくい」を野村が解説。現況⑤「急落買いの作法/セリクラ」の時事・実践版。普段は触らない超人気株・投資助言ではありません。
— 野村
2026.07.23
【テレビ東京HD(9413)|B+で新規紹介】時価総額の68%が現金・有価証券=EV/EBITDA1.9倍で放送+NARUTOのアニメIPがタダ同然・PBR0.90倍。ただしTOB/MBOは放送法+日経33%で封印=「持って報われる」複利型。日本BS放送(9414)との「TOBで報われる型/持って報われる型」対比つき。
— 河内
2026.07.22
【片倉工業(3001)|B++で新規紹介】旧・製糸の名門が、さいたま新都心コクーンシティに土地含み益915億+ネット金融資産592億(株価の71%)。修正NAV4,830円に対し株価2,640円=NAVの55%・▲45%割安。筆頭株主が約11%のアクティビストで還元強化は既に始動。東部NW・広済堂と並ぶ資産×カタリスト型。ライバル総出演。
— 沼田
2026.07.21
【コラム】箱売りシリーズ医療版を公開。薬・バイオは専門家でも見通せない——だから「方向性・業界成長・シェア」の構造だけで買う。徹底売り込みで高配当化したEMシステムズ(2,000株まで現物で優待)とタウンズ(累進配当5.8%で流行を待つ)。優待がなければ金利1.69%との利ザヤで信用保有もあり。
— 沼田
2026.07.20
【コラム】「建設株は死んだのか?」公開。原油高→資材高騰の箱ごと売りで、資材とほぼ無関係な銘柄まで安い——応用地質・第一カッター・TANAKEN・ダイケンの4銘柄を「どんどん集めていく」と宣言。総合利回りを待ち賃に買い下がる。番外編=櫻島埠頭は"金融株"の引き出しで利上げ局面に。
— 沼田
2026.07.19
【櫻島埠頭(9353)|B++で新規紹介】時価総額43億に対し保有MUFG株の時価52億=「MUFGを2割引で間接保有+大阪港独占埠頭がタダ」の証券含み益型。個人投資家が半年で10.25%買い集め・有報に売却検討の明記。ただしMUFG連動+極小流動性=東部NW(A++)とは別の引き出しで少額指値分割。
— 河内
2026.07.17
【現況④公開(振り返り編)】「日本市場で最も安いかもしれない」岡谷鋼機(A・200株)と東海エレクトロニクス(A+・700株)の現況。板が薄く一度に買えないため、地合い悪化時の売り板に少しずつぶつけて集める方針を解説。東海エレは信用で集めて権利前に現引きする技も。ランクは両銘柄据え置き。
— 沼田
2026.07.16
【タウンズ(197A)|B+で新規紹介】利回り5.8%・「28円以上」明文化の累進配当×ROE40%の感染症POCT株。配当をもらいながらイベントを待つオプション設計。ただし割安の正体は正当なディスカウント=準主力3〜5%上限・打診買いから。ライバル陣営も乱入。
— 花岡
2026.07.14
【現況③公開+主力の席替え】PF主力「不動産含み益リッチ」組の現況を公開。東部ネットワークはA+→A++へ格上げ(1,317円まで走ってなお期待比+144%・27,500株フルホールド)、広済堂はA++→A+へ(548円はまだ安いが新規資金は東部優先)。京阪HD300株のサブ枠も開示。
— 沼田
2026.07.14
【現況②公開+ランク改定】「紹介銘柄の現況②(北里・神栄)」公開。北里はA−→Aへ引き上げ(PF調整で1,000株を1,340円で利確・3,400株継続)、神栄はA→A−へ改定するも売り検討せず2,400株フルホールド。ランク(妙味)とロット(資金管理)は別物。
— 沼田
2026.07.10
【現況シリーズ始動】「紹介銘柄の現況①(SaaS系)」公開。NSSOLはA→B++へ(900株を3,775円で利確・1,100株継続)、菱友はA→A−(400株買い増し・2,400株)。ランクは株価に応じて定期改定、ロットはランクに応じて調整していく。
— 沼田
2026.07.10
【応用地質(9755)|B+で新規紹介】地質調査シェア断トツ首位×ネットキャッシュ36%×PBR0.81倍×配当4%。国土強靱化20兆円と盛土規制法(調査の法定需要化)が追い風。優待は400株/600株で段差・継続1年でpt1.1倍。
— 河内
2026.07.09
【EMシステムズ(4820)|B+で新規紹介】調剤レセコン42.8%首位の医療DX寡占ストック。配当性向100%・FY27計画47円なら取得利回り9.3%。特需の谷(Q1営業益▲86%)につき、8月の2Q決算を挟んで分割エントリーで。
— 花岡
2026.07.09
【表記訂正】TANAKENの親会社スリーハンドレッドHDは非上場のため、「親子上場」→「実質親子上場(支配株主ディスカウント)」へ記事表記を修正。利益相反・低流動性という経済実態と投資ストーリーは不変。
— 待伏
2026.07.08
【第一カッター興業(1716)|B+で新規紹介】時価総額の53%が現金・PBR0.79倍・EV/経常3.9倍。国土強靱化の維持補修需要の受け皿で、資材高はむしろ相対優位。TANAKENと真逆の「守り」枠。
— 夜見
2026.07.07
【TANAKEN(1450)|A−で新規紹介】解体専業で国内唯一の上場。資材を積まず鉄を売る側なのに「建設株」一括売りで、ROE16%×PER8倍×配当4%に放置されている。
— 堀田
2026.07.05
【隠れ国策シリーズ】「少子化マネーの関所」北里(368A)編を公開、翌7/6に双子の日本ホスピス(7061)編も公開。国が構造的に金を出し続ける市場の独占者を、安いうちに拾う。
— 沼田
2026.07.02
【ダイケン(5900)|B++で新規紹介】PBR0.34倍・昭和取得の土地含み益42億・NCAV>株価。流動性が薄いので少しずつ拾う長期枠(長期ならA+級)。
— 河内
2026.07.02
【シリーズ完結】「アクティビスト先回り投資」全3話を7/2〜7/4で連続公開。大量保有報告書の追い方(スマートマネー編)から実践チェックリストまで。
— 待伏
2026.07.01
【コラム】野村の錬金術:買い方金利1.69%時代の税込み損益分岐は配当約2%。損出し+3年繰越の節税まで。信用を使うなら必読。
— 野村
2026.06.28
【コラム】「SaaSは死んだのか」公開。AIで死ぬのは浅いSaaSだけ——一括売りは歪み。ERP・SI・規制ITの構造優位を確認。後のNSSOL・菱友・EMシステムズ仕込みの土台。
— 沼田
2026.06.24
【コラム】野村のニッチ投資論①「東京の火葬場独占ディスカウント」公開。広済堂HD(7868)の資産の源泉を制度面から深掘り。
— 野村
2026.06.19
【教科書シリーズ】「バリュー投資の教科書」を6/19〜22で4連投。①日本市場の歪み→②ネットネット→③バフェット商社→実践編(日本のネットネット株の探し方)。
— 沼田
2026.06.17
【日本ギア工業(6356)|Aで新規紹介】最高益率なのに最低PER——市場のセクター一括処理が生んだ歪みの典型。
— 堀田
2026.06.13
【集中連載】守田「投資家の意思決定論」全4話+花岡「配当シリーズ」全4話を6/13〜16で公開。NISA vs 信用の期待リターン比較も。資金管理と出口の土台はこの一群。
— 守田
2026.06.11
【広済堂HD(7868)|A+→A++に格上げ】株価が更に下落し、NAV1,021円との乖離が一段拡大。ダウンサイドはBPS床のみ・アップサイドは据え置きで非対称性が改善。「下げが投資妙味を高めた」格好。売却検討は継続中、ポジション積み増し検討。
— 待伏
2026.06.09
【NSSOL(2327)】アクティビスト3D の動向を注視中。6/19総会後の防衛策消滅で買い増し解禁へ。変更報告書に即反応できる体制を維持。
— 待伏
2026.05.29
TOB件数が加速中。日本の割安ニッチトップが今熱い!
— 沼田

🧑‍💼 筆者

沼田 堅一
課長・プレイングマネージャー
野村信用を活用したバリュー株×TOB待ち伏せ戦略。TOBヒット20件超。【目標】4,326万円 → 2億円(2030年)

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キオクシア(285A)ストップ安を『需給』で読む|信用倍率36倍・追証の投げはまだ終わっていない——普段は触らない超人気株に『急落買いの作法』を試すタイミングは近いのか【相場考察・割り込み】


🧓 「ふぉっふぉ、今日は割り込みじゃ。うちが普段は絶対に触らない、超人気の半導体株——キオクシア(285A)が、昨日ストップ安になった。上場来の高値から、1か月足らずで半値以下じゃ。買うかどうかはさておき、これは“急落買いの作法”の、またとない“生きた教材”になる。今日は、この暴落を“銘柄の良し悪し”ではなく“信用需給”で読み解くぞ」


何が起きたか|1か月で半値以下、そしてストップ安

🦉夜見「事実から整理します。2026年7月28日、キオクシアホールディングス(285A)は前日比▲1万円(▲18.33%)でストップ安、終値44,550円。半導体メモリ(NAND)大手で、AIデータセンター需要への期待から人気を集めていた銘柄ですが——上場来高値から、わずか1か月足らずで半値以下まで叩き落とされました」

⚠️ 7/28に起きたこと

ストップ安・終値44,550円(▲18.33%)。上場来高値から1か月足らずで半値以下 ・7/28朝の時点で売り注文が971億円と市場トップ——ストップ安まで売り込まれる需給 ・きっかけは米サンディスクが11%安など、海外半導体株安への連動+決算発表を控えた警戒感 ・同日の日経平均も▲2,566円の大幅反落と、地合いそのものが崩れた

🧑‍💼沼田「うちは、こういう“みんなが熱狂した超人気株”には、平時なら手を出さない。バリュー商会の主戦場は、あくまで“地味で割安な中小型”だ。だが——保有状況アップデート⑤で書いたとおり、“底値圏の急落”という特殊な瞬間だけは、普段拾えない銘柄を規律を持って拾いにいくことがある。キオクシアが、いままさにその“瞬間”に近づいているのか——それを需給で見極める」


需給を読む①|信用の“重さ”が異常だ

🧓野村「ワシの領分じゃ。株価の暴落は、“銘柄の良し悪し”より“信用需給”で読むほうが、底の見当がつく。まずキオクシアの信用の中身を見てみい」

📊 キオクシアの信用需給(7月17日申込分・東証週次)

信用倍率 36.75倍(前週24.46倍から急上昇) ・信用買残 1,388.8万株(前週比+75.9万株・+5.8%) ・信用売残 わずか37.8万株(前週比▲29.6%) ・貸株残はたった700株——制度信用の売り方はほぼ“不在”

🧓「これは、はっきり言って“異常に重い”信用買残1,388万株というのは、“高値で買った信用の買い方”が、株価の下にびっしり詰まっているということじゃ。株価が半値になっても買残が減らない——つまり損切りできずに耐えている(あるいは耐えきれず追証になりつつある)買い方が、山のように残っている

🦞守田「リスク番から補足する。この“重さ”こそが、いまキオクシアが売られている正体だ損切りや追証を狙った機関・大口の“売り仕掛け”は、すでにこの水準に入っているとみるのが自然。971億円の売り注文が朝一番でトップに来たのが、その証拠だ。重い信用買残は、仕掛ける側にとって“燃料”——投げさせれば投げさせるほど、下へ加速する


需給を読む②|だから“もう一山”ある——すぐの急反発は考えにくい

🧓野村「ここが、今日いちばん大事なところじゃ。“半値以下まで来たから、そろそろ底だろう”——そう思いたくなる。だが、信用が重すぎる

🧓「考えてみい。信用倍率36倍・買残1,388万株が、まだほとんど減っていない。ということは——追証で強制的に投げさせられる玉が、まだ大量に残っている。28日がストップ安で約定できなかったぶん、29日・30日にかけて“投げの second wave(もう一山)”が来る可能性が高い“重い信用は、一度の暴落では抜けきらない”——これが需給の鉄則じゃ」

🦞守田「しかも、反発する側の燃料も乏しい。貸株残はたった700株——制度信用の“売り方”がほぼいない。ということは、下げ止まったときに“ショートカバー(売り方の買い戻し)”という、急反発の燃料がほとんど残っていない売り方が踏み上げられてV字、という展開は期待しにくい。信用買残という“戻り売りの重し”だけが残り、買い戻しの燃料はない——だから、仮に底を打っても、反発は鈍く、時間がかかる

🧓「そういうことじゃ。『キオクシアはもう一山くらい作ってくれそう。信用倍率が重すぎるから、すぐに急反発というわけにはいかない』——この見立ては、需給の数字と、きれいに一致しておる。“底はまだ少し先、反発は緩やか”と構えるのが、いまは正しい」


作法に照らす|“セリングクライマックス”は、まだ来ていない

🦞守田「ここで急落買いの作法を思い出してほしい。セリングクライマックス=“投げたい人があらかた投げ切って、売り圧力が枯れた場所”。あそこが、逆に安全になりうる、と書いた」

🦞「では、キオクシアは今そこか? まだだ信用買残1,388万株が高水準のまま=“投げ”はまだ枯れていない。むしろ、これから追証で投げさせられる玉が控えている。つまり“本当のセリクラ”は、まだこれから来る

💡 キオクシアで“セリクラの到来”を見分けるサイン(29日以降)

追証の投げによる大陰線・ギャップダウン大幅安——恐怖の最後の投げが出る ・信用買残が“急減”する——重い玉が一気に投げ切られた証拠。週次データで確認 ・出来高が異常に膨らむ——投げと拾いが交錯する“大商い”=クライマックスの典型 ・価格帯別出来高の“空白地帯”で下げ止まる——上値の厚い出来高帯を下に抜けた先、支持の薄い水準まで落ちて反発

🦞「この“投げが枯れるサイン”が出て初めて、拾う土俵に上がる半値になったから買う、ではない。“投げが枯れたから買う”——ここを取り違えると、まだ落ちるナイフを素手で掴むことになる」


では、いつ・どう拾うのか|“もう一山”を待って、損切り覚悟で分割

🧓野村「結論を、正直に言おう。“そろそろ買える水準に近づいてきた”のは、確かじゃ。上場来高値から半値以下、需給の投げも相当進んでいる。だが“今日の底”ではなく、“もう一山”を待つ

🎯 野村流・キオクシアへのエントリー考察(あくまで考察・投資助言ではない)

29日・30日に、追証の投げによる大陰線・ギャップダウン大幅安が来るかを見る ・来たら——“最後の駄目押し”とみて、損切りラインを決めたうえで、少量・分割で打診する価値はあるかもしれない ・ただし、一度で勝負しない。信用が重い=V字は来ない前提で、下げ止まりを確認しながら数回に分ける ・損切りは必須。“セリクラでなかった=まだ投げが続く”と判明したら、機動的に切る

🦞守田「守田からは、冷や水を三杯かける。①これは、うちが普段触らない超人気株だ。資産バリューのように“下値を資産が守る”わけではない。半導体メモリは市況産業で、業績もNAND価格も激しく振れる。下値の理論的な“床”が見えにくい②まだ下げる可能性は当然ある。“もう一山”が“もう二山”になることもある。③だからサイズは小さく、損切りは浅く、あくまで実験的な枠。当てにいく銘柄ではない」

🧑‍💼沼田「整理しよう。キオクシアは“買い”の断定ではない。“需給の投げが枯れるのを待って、条件が揃えば損切り覚悟で少量打診する候補”だ。普段拾えない超人気株を、暴落という特殊な瞬間だけ、規律で拾う——作法⑤の実践そのもの。ただし、その“瞬間”はまだ来ていない。もう一山、待つ」


ライバル乱入|「半値だぞ!今こそ全力だろ!」

🐒レバナス小猿「ウキーッ! キオクシアが半値!? もう底だろ、今こそ全力ナンピンだ! 半導体は絶対戻る!」

🧓野村「小猿よ、その“半値だから底”という発想が、いちばん危ないんじゃ。信用倍率36倍——お前のような“半値で全力ナンピン”組が、まさに1,388万株も詰まっておるその買い方が追証で投げるから、株価はもう一段下げる“底で買う”のと“落ちる途中で買う”は、需給を見れば別物じゃ。全力ナンピンは、追証の燃料になるだけじゃぞ」

🦍テック番長「でもキオクシアは半導体の本命だろ! AIメモリ需要で絶対伸びる、銘柄は最高だ!」

🦞守田「番長、銘柄の良し悪しと、いま買っていいかは、別問題だ。どんなに良い銘柄でも、信用が異常に重ければ、その重さが抜けるまでは上がれない“良い会社”を“悪い需給”で買えば、正しい銘柄で損をする。AIメモリの将来性は否定しない。だが、それは“1,388万株の投げが枯れたあと”に取りにいくものだ。順番を間違えるな」

🦎日向(見習い)「……つまり、“銘柄は最高でも、需給が最悪なら、まだ早い”ってことっすね。半値でも底とは限らない、と」

🧓「そういうことじゃ。相場では、“何を買うか”と同じくらい“いつ買うか”が効く。そして“いつ”を教えてくれるのは、株価でも決算でもなく、信用需給じゃ。キオクシアは今、その教科書のような局面におる」


まとめ

🧑‍💼「今日の考察を、一枚に畳む」

論点結論
何が起きたキオクシア(285A)7/28ストップ安・44,550円(▲18.33%)。上場来高値から1か月で半値以下
売られる正体信用倍率36.75倍・買残1,388万株の“重さ”。損切り・追証狙いの売り仕掛けは既に入っている水準
なぜ急反発しにくい追証の投げがまだ残る(もう一山)+貸株残700株で買い戻し燃料が乏しい=V字は考えにくい
セリクラは来たかまだ。信用買残の“急減”・大陰線・大商いが出て初めて“投げが枯れた”サイン
エントリー考察29日以降の大陰線・ギャップダウンを待ち、条件が揃えば損切り覚悟で少量・分割で打診の“候補”(断定ではない)
最大の戒め普段触らない市況株・下値の床が見えにくい・まだ下げ得る。実験的な枠で、サイズ小さく損切り浅く

💬 野村より 「ワシは長年、信用取引を“設計”と呼んできた。博打ではなく、需給を読んで、確率の良いところに張る技術じゃ。キオクシアの暴落は、その“需給を読む”練習に、これ以上ない教材じゃ。半値以下——数字だけ見れば安い。じゃが、信用倍率36倍・買残1,388万株という“重り”が抜けるまでは、安さは罠になりうる追証の投げがもう一山来て、買残が急減し、大陰線と大商いで“投げが枯れた”——そのサインが出て初めて、損切り覚悟で、少量、分割で手を出す土俵に上がる。それまでは、待つ。“半値だから買う”ではなく、“投げが枯れたから買う”。——うちが普段この手の株に触らないのは、この見極めが難しく、床が見えにくいからじゃ。だからこそ、やるなら実験の枠で、身の丈のサイズで。当てにいくのではなく、需給が味方する側に、静かに座る。それだけじゃ。※本稿は相場の需給考察であり、特定銘柄の売買を勧めるものではありません。


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