🏢 バリュー商会とは

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バリュー商会の成績です

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1億
02億
資産推移チャート

📅 月初に前月末成績を反映

📌 社内掲示板

2026.08.08
【東洋テック(9686)|B++で新規紹介/警備シリーズ①】大阪・関西地盤の総合警備。2026年3月期は万博の警備特需と価格改定で売上+23.3%・営業益+177.6%と実力が開花したが、見るべきは万博を剥がした後の“土台”のほう。8/7終値1,624円でPBR0.73倍・自己資本比率59.2%、時価総額約174億に対し投資有価証券43億+賃貸用不動産69億(いずれも税後)を差し引くと、警備+ビル管理という中核事業の実質EVはわずか55億=EV/EBITDA1.8倍。同業のM&A相場5〜8倍に対し、資産の裏付けと事業そのものの二重の割安になっている。配当は第13次中計でDOE3.0%を下限と明記=BPS成長に連れてフロアが切り上がる実質累進配当で、万博反動の減益期(EPS189→121円)でも71円を据え置き8期連続で減配なし。TOYO-TECプレミアム優待倶楽部と合わせた総合利回りは100株4.37%→500株4.99%→1,000株5.30%→2,500株5.60%と、買い下がって現物を積むほど厚くなる設計。1,000株なら5年で累積26.5%=実質取得原価は約1,194円まで下がる。そこへ筆頭株主セコム27.2%が2026年6月に取締役2名を送り込み、関西電力14.3%の政策保有株売却計画と2026年7月施行の独立役員規程改正で再編の期限が制度的に迫る。会社自身も中計で株価2,000円・PBR1倍を目標に。留保はセコムが20年動かなかった実績・27/3期の減収減益・のれん25.2億の減損・薄商い。再編は“払っていないコールオプション”として扱い、準主力3〜5%を現物で買い下がる。完全版レポート付き。
— 花岡
2026.08.07
【アクティビスト先回り投資・実例編/シリーズ完結】①総論・②スマートマネー・③実践で説いてきた「資産に対して極端に安い株には、いつか必ず外圧が来る。だから来やすい構造の銘柄に、来る前から座っておけ」——その“いつか”が、この数か月で立て続けに現実になった。ダイケン(5900)にグローバル・マネジメントが5.00%を純投資で取得、群栄化学(4229)にDOE5パーセントが4か月で7.18%まで積み増し(目的は重要提案行為=最も熱い)+顧客の信越化学も5%株主入り、遠藤照明(6932)にアドバンテッジパートナーズ系が転換社債で潜在13.01%=創業家系アーバン33.4%と合算46.4%の非公開化の素地。そして同業の岩崎電気は2023年にカーライル系とのMBOで前日終値+83%の4,460円で退場し、「外圧が来た先に何が起きるか」を実演済み。本稿はこの4例を横断し、外圧の“温度”を純投資→重要提案→MBOの階段として整理する。ただし守田が釘を刺す通り、純投資止まり・支配株主の壁(ダイケン52%/群栄自己株26%/遠藤33.4%)・時間軸が読めない・織り込み後の高値づかみ、という4つの戒めがある。外圧は“来たらボーナス”であって主役にしない。先回りとは当てにいくことではなく、当たっても外れても困らない場所に先に座っておくこと。
— 待伏
2026.08.06
【ヤマウHD(5284)|B++で新規紹介/割り込み】8/5の1Q決算で営業益▲29.9%を受けPTSで2,180円まで売られ、本日6日の前場終値は2,230円。ただし1Qはこの会社にとって通期営業利益の1割しかない最小の四半期で、減益額145百万は通期計画3,520百万のわずか4.1%——PTSの下げ▲4.5%とほぼ等価で、狼狽売りではなく妥当な調整だ。減益の犯人も主力のコンクリート二次製品1つだけで、水門(黒字転換)・橋梁(受注残+166%)・点検補修(+93.1%)はむしろ改善している。そのうえで2,230円はPER6.00倍・現金調整後5.17倍・EV/EBITDA約2.5倍・配当利回り5.02%・自己資本比率64.8%の実質無借金。同業のヤマックス(PER7.5倍)・ベルテクス(14.0倍)より利益率が高く財務も強いのに、PERとPBRだけが最も低い。営業利益率は2019/3期3.6%→2026/3期16.7%へ切り上がったのに、市場はいまだ利益率3%時代の評価を当てている。下値は親会社保有42.3万㎡の土地含み益(税後推定29億=1株480円)とネットキャッシュ33億が支える。国土強靱化20兆円強の5か年は今期が初年度。創業家系14.5%を含む上位10位48.6%とEV/EBITDA約2.5倍でMBOの財務条件は揃うが、材料化はゼロ=無料のオプション扱い。留保は11月上旬の2Q(上期消化率41.9%は過去48〜53%に劣後、下方修正確率30〜40%)・売上は縮小・1日売買代金7,000万円の薄商い・2031年以降の需要の谷。リスクリワード1:1.5ゆえ全力一括はせず、2,150〜2,250/2Q確認後/1,900円割れの三分割で。完全版レポート付き。
— 河内
2026.08.05
【照明インフラ株シリーズ③・総括編/完結】個別2銘柄から一歩引いて、照明“業界そのもの”の妙味を数字で解剖。①国内の照明ストックは約18.1億台でLED化率67.5%=まだ約6億台が未更新、しかも器具ごと更新が推奨されLED照明器具市場は2024年9,200億円→2030年1兆2,800億円へ。制度も追い風で直管形蛍光灯は2027年末に製造終了(2028年1月から禁止)。②なのに上場して買える純粋照明株は星和×遠藤の実質2枚だけ——岩崎電気は2023年に83%プレミアムのMBOで退場し、コイズミ・オーデリック・大光・アイリスは非上場。③そこへ東証のPBR是正・政策保有株削減が重なる三重の妙味。ただし2銘柄では分散が効かず2029年以降は需要の谷が来るため、総資産5〜10%・遠藤70/星和30・買い下がりで。握力は根性ではなく「なぜ下で止まるか」の理解から生まれる。
— 沼田
2026.08.04
【日本フェンオール(6870)|A−で新規紹介/割り込み】7/31大引け後の中間決算で「純利益▲39.5%」の見出しに反応して急落。だが中身は逆で、減益の正体は前年の特別利益392百万(うち関係会社清算益323百万)の消滅であり、経常は+26.1%・営業は+12.3%の増益。サーマルの受注は+104.5%と倍増、SSPの利益率27.6%は過去最高水準。株価2,229円のうち1株金融資産は1,714円=77%を占め、事業EVはわずか28.9億=EV/EBITDA1.7倍・金融資産控除後PER3.3倍。政策保有株の含み益を全額ゼロと置いた実質BPS2,357円すら株価が下回る。原発(柏崎刈羽・玄海3,4号機)や石油化学プラントの防災を担うニッチトップで、香港GMP26.0%+西華産業23.3%=49.3%の株主構成からTOB期待も。待つ間も配当利回り3.50%(78円・6期連続で毎年2円ずつ増配)。配当性向34%・DOE2.8%と低く増配余地が大きい。買い方は2,230/2,050/1,880円の3段ラダーで加重平均約2,060円、撤退判断は10/30の3Q決算でSSP受注を見る。留保は2022年の型式承認不正の履歴・流動性1割台・ROE目標6%<実績8.8%。完全版レポート付き。
— 河内
2026.08.03
【遠藤照明(6932)|Bで新規紹介/照明インフラ株シリーズ②】星和電機とは真逆の一枚。含み益ゼロ・実質BPS2,608円≒株価2,606円=実質PBR1.00倍で「資産バリューではない」。買う理由は①商業施設のトータル照明ソリューション(Smart LEDZ粗利41%・営業利益率10.4%)②PEアドバンテッジパートナーズ系が転換社債で潜在13.01%+創業家33%=非公開化の素地(岩崎電気のMBOプレミアム83%が前例)。転換価額2,230.5円に対し現値は16.8%イン・ザ・マネー。現値は“バーゲン”ではないため打診まで、主力化は2,300円以下から。完全版レポート付き。
— 待伏
2026.08.02
【星和電機(6748)|B+で新規紹介/照明インフラ株シリーズ①】プラント防爆照明のニッチトップ(照明機器の利益率20%)を、政策保有株ごとPBR0.49倍で拾う。時価総額95億のうち43億が政策保有株=事業の実質EVは約61億で営業利益の3〜4年分。リターンの主エンジンはPBR是正ではなくBPSの複利成長で、「PBRが一生0.49倍のままでもBPS年10%積み上げ=配当込み年8〜12%」という設計=是正されれば嬉しいボーナス、されなくても勝てる。追い風は蛍光灯の製造禁止。留意は信用倍率600倍・情報機器受注▲42%。なお防爆の競合・岩崎電気(旧6924)は2023年にカーライル系とのMBO(83%プレミアム)で上場廃止済みのため、防爆・産業用照明を上場株で買う選択肢は実質この星和だけ。完全版レポート付き。
— 河内
2026.08.01
【野村流レバレッジ論②|信用キャリーの10年設計】現物4,000万の高配当バリュー株に同額の信用を重ねると何が起きるか。金利1.69%÷調整金受取率84.685%=損益分岐は配当2.00%。配当4%なら現物3.19%+信用1.35%=合算実効4.54%で、10年後6,236万(現物のみ比+761万)。ただしこれは株価成長ゼロの下限ケース——ROE10%・配当性向50%ならBPSは年5%で自己増殖し、増配2%+株価2%なら10年で+1,301万に上振れる(レバ2倍ゆえ株価成長も2倍で効く)。加えて調整金は譲渡損益扱いのため損出しが毎年確実に還付へ変わる。一方で▲33%で追証、▲50%で自己資本消滅。完全版レポート付き。
— 野村
2026.07.31
【三協フロンテア(9639)|B++で新規紹介】ユニットハウス最大手。震災の応急仮設需要は確実に来る——しかも27/3期の会社計画590億は災害要因を織り込んでおらず計画外の上振れになる。能登の実績では粗利率が1.2pt下がっても粗利額はむしろ増加(220.4億>219.8億)=受注急増なら率より額。ただし一過性で翌期は反動減ゆえ「上振れ」に置き、土台は別に用意する。その土台=ストック収入48%×ROE11%×EV/EBITDA3.48倍×配当3.91%が「流動性枯渇+従属上場(創業家69.3%)」という構造理由だけで▲40〜60%放置されている点。ナガワはROEで劣るのにPER23倍=差は株主構成。カタリストはMBO(環境は完璧だが確率3年内20〜30%)と東証の親子上場規制。
— 守田
2026.07.29
【復興テーマ|担い手を資本で支え、果実を被災地へ】災害で儲けるのではなく、復興を担う企業に出資して応援し、利益の一部を被災地支援に充てるという順序を定義。世間が向かう下流(仮設・若築建設/ヤマウ等ゼネコン)より、工程の最初で息の長い上流=解体TANAKEN・調査応用地質・切断第一カッター・資産ダイケンの既紹介ディープバリューに妙味。仮設は三協フロンテア/ナガワ(長期優待が手厚く100株欲しい)。7/29、初動が鈍い×バリューを積極収集中。被災された方々にお見舞い申し上げます。投資助言ではありません。
— 沼田
2026.07.29
【野村流|信用維持率の設計図=平時レバ2倍の作法】信用は「どれだけ建てるか」が9割。維持率=現物×(1−下落率)÷〔信用×(1+下落率)〕でストレステストすると、資産バリュー現物を土台にすれば現物:信用100:100(レバ2倍)でも株価半減で維持率33%=追証にならない。▲30%なら54%で更に買い向かえる。三つの余力源(維持率バッファ・含み益・定期入金)と、金利1.69%・損切りラインの規律。レバナス小猿も乱入。投資助言ではありません。
— 野村
2026.07.29
【相場考察|キオクシア(285A)の急落を“需給”で読む】7/28ストップ安・終値44,550円、上場来高値から1か月で半値以下。信用倍率36.75倍・信用買残1,388万株・貸株残わずか700株という重い需給から「追証の投げはまだ終わっていない=すぐのV字急反発は考えにくい」を野村が解説。現況⑤「急落買いの作法/セリクラ」の時事・実践版。普段は触らない超人気株・投資助言ではありません。
— 野村
2026.07.23
【テレビ東京HD(9413)|B+で新規紹介】時価総額の68%が現金・有価証券=EV/EBITDA1.9倍で放送+NARUTOのアニメIPがタダ同然・PBR0.90倍。ただしTOB/MBOは放送法+日経33%で封印=「持って報われる」複利型。日本BS放送(9414)との「TOBで報われる型/持って報われる型」対比つき。
— 河内
2026.07.22
【片倉工業(3001)|B++で新規紹介】旧・製糸の名門が、さいたま新都心コクーンシティに土地含み益915億+ネット金融資産592億(株価の71%)。修正NAV4,830円に対し株価2,640円=NAVの55%・▲45%割安。筆頭株主が約11%のアクティビストで還元強化は既に始動。東部NW・広済堂と並ぶ資産×カタリスト型。ライバル総出演。
— 沼田
2026.07.21
【コラム】箱売りシリーズ医療版を公開。薬・バイオは専門家でも見通せない——だから「方向性・業界成長・シェア」の構造だけで買う。徹底売り込みで高配当化したEMシステムズ(2,000株まで現物で優待)とタウンズ(累進配当5.8%で流行を待つ)。優待がなければ金利1.69%との利ザヤで信用保有もあり。
— 沼田
2026.07.20
【コラム】「建設株は死んだのか?」公開。原油高→資材高騰の箱ごと売りで、資材とほぼ無関係な銘柄まで安い——応用地質・第一カッター・TANAKEN・ダイケンの4銘柄を「どんどん集めていく」と宣言。総合利回りを待ち賃に買い下がる。番外編=櫻島埠頭は"金融株"の引き出しで利上げ局面に。
— 沼田
2026.07.19
【櫻島埠頭(9353)|B++で新規紹介】時価総額43億に対し保有MUFG株の時価52億=「MUFGを2割引で間接保有+大阪港独占埠頭がタダ」の証券含み益型。個人投資家が半年で10.25%買い集め・有報に売却検討の明記。ただしMUFG連動+極小流動性=東部NW(A++)とは別の引き出しで少額指値分割。
— 河内
2026.07.17
【現況④公開(振り返り編)】「日本市場で最も安いかもしれない」岡谷鋼機(A・200株)と東海エレクトロニクス(A+・700株)の現況。板が薄く一度に買えないため、地合い悪化時の売り板に少しずつぶつけて集める方針を解説。東海エレは信用で集めて権利前に現引きする技も。ランクは両銘柄据え置き。
— 沼田
2026.07.16
【タウンズ(197A)|B+で新規紹介】利回り5.8%・「28円以上」明文化の累進配当×ROE40%の感染症POCT株。配当をもらいながらイベントを待つオプション設計。ただし割安の正体は正当なディスカウント=準主力3〜5%上限・打診買いから。ライバル陣営も乱入。
— 花岡
2026.07.14
【現況③公開+主力の席替え】PF主力「不動産含み益リッチ」組の現況を公開。東部ネットワークはA+→A++へ格上げ(1,317円まで走ってなお期待比+144%・27,500株フルホールド)、広済堂はA++→A+へ(548円はまだ安いが新規資金は東部優先)。京阪HD300株のサブ枠も開示。
— 沼田
2026.07.14
【現況②公開+ランク改定】「紹介銘柄の現況②(北里・神栄)」公開。北里はA−→Aへ引き上げ(PF調整で1,000株を1,340円で利確・3,400株継続)、神栄はA→A−へ改定するも売り検討せず2,400株フルホールド。ランク(妙味)とロット(資金管理)は別物。
— 沼田
2026.07.10
【現況シリーズ始動】「紹介銘柄の現況①(SaaS系)」公開。NSSOLはA→B++へ(900株を3,775円で利確・1,100株継続)、菱友はA→A−(400株買い増し・2,400株)。ランクは株価に応じて定期改定、ロットはランクに応じて調整していく。
— 沼田
2026.07.10
【応用地質(9755)|B+で新規紹介】地質調査シェア断トツ首位×ネットキャッシュ36%×PBR0.81倍×配当4%。国土強靱化20兆円と盛土規制法(調査の法定需要化)が追い風。優待は400株/600株で段差・継続1年でpt1.1倍。
— 河内
2026.07.09
【EMシステムズ(4820)|B+で新規紹介】調剤レセコン42.8%首位の医療DX寡占ストック。配当性向100%・FY27計画47円なら取得利回り9.3%。特需の谷(Q1営業益▲86%)につき、8月の2Q決算を挟んで分割エントリーで。
— 花岡
2026.07.09
【表記訂正】TANAKENの親会社スリーハンドレッドHDは非上場のため、「親子上場」→「実質親子上場(支配株主ディスカウント)」へ記事表記を修正。利益相反・低流動性という経済実態と投資ストーリーは不変。
— 待伏
2026.07.08
【第一カッター興業(1716)|B+で新規紹介】時価総額の53%が現金・PBR0.79倍・EV/経常3.9倍。国土強靱化の維持補修需要の受け皿で、資材高はむしろ相対優位。TANAKENと真逆の「守り」枠。
— 夜見
2026.07.07
【TANAKEN(1450)|A−で新規紹介】解体専業で国内唯一の上場。資材を積まず鉄を売る側なのに「建設株」一括売りで、ROE16%×PER8倍×配当4%に放置されている。
— 堀田
2026.07.05
【隠れ国策シリーズ】「少子化マネーの関所」北里(368A)編を公開、翌7/6に双子の日本ホスピス(7061)編も公開。国が構造的に金を出し続ける市場の独占者を、安いうちに拾う。
— 沼田
2026.07.02
【ダイケン(5900)|B++で新規紹介】PBR0.34倍・昭和取得の土地含み益42億・NCAV>株価。流動性が薄いので少しずつ拾う長期枠(長期ならA+級)。
— 河内
2026.07.02
【シリーズ完結】「アクティビスト先回り投資」全3話を7/2〜7/4で連続公開。大量保有報告書の追い方(スマートマネー編)から実践チェックリストまで。
— 待伏
2026.07.01
【コラム】野村の錬金術:買い方金利1.69%時代の税込み損益分岐は配当約2%。損出し+3年繰越の節税まで。信用を使うなら必読。
— 野村
2026.06.28
【コラム】「SaaSは死んだのか」公開。AIで死ぬのは浅いSaaSだけ——一括売りは歪み。ERP・SI・規制ITの構造優位を確認。後のNSSOL・菱友・EMシステムズ仕込みの土台。
— 沼田
2026.06.24
【コラム】野村のニッチ投資論①「東京の火葬場独占ディスカウント」公開。広済堂HD(7868)の資産の源泉を制度面から深掘り。
— 野村
2026.06.19
【教科書シリーズ】「バリュー投資の教科書」を6/19〜22で4連投。①日本市場の歪み→②ネットネット→③バフェット商社→実践編(日本のネットネット株の探し方)。
— 沼田
2026.06.17
【日本ギア工業(6356)|Aで新規紹介】最高益率なのに最低PER——市場のセクター一括処理が生んだ歪みの典型。
— 堀田
2026.06.13
【集中連載】守田「投資家の意思決定論」全4話+花岡「配当シリーズ」全4話を6/13〜16で公開。NISA vs 信用の期待リターン比較も。資金管理と出口の土台はこの一群。
— 守田
2026.06.11
【広済堂HD(7868)|A+→A++に格上げ】株価が更に下落し、NAV1,021円との乖離が一段拡大。ダウンサイドはBPS床のみ・アップサイドは据え置きで非対称性が改善。「下げが投資妙味を高めた」格好。売却検討は継続中、ポジション積み増し検討。
— 待伏
2026.06.09
【NSSOL(2327)】アクティビスト3D の動向を注視中。6/19総会後の防衛策消滅で買い増し解禁へ。変更報告書に即反応できる体制を維持。
— 待伏
2026.05.29
TOB件数が加速中。日本の割安ニッチトップが今熱い!
— 沼田

🧑‍💼 筆者

沼田 堅一
課長・プレイングマネージャー
野村信用を活用したバリュー株×TOB待ち伏せ戦略。TOBヒット20件超。【目標】4,326万円 → 2億円(2030年)

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保有銘柄の現況⑤|主要保有は含み益+726万・+8.9%——そして『普段は買わないプライム大型』を先週末の底で拾えた理由。セリングクライマックスと価格帯別出来高で測る“急落買いの作法”【保有状況アップデート】


🧑‍💼 「保有状況アップデートの第5弾だ。例によって手の内を晒す。主要保有22銘柄の評価損益は、7月27日の大引けで+726万円・+8.9%——おかげさまで、かなりプラスにできている。だが今日の本題は損益自慢ではない。“普段は買わないプライムの大型を、先週末の投げ売りの底で拾えた”——その作法を掘り下げる


まず現況|主要保有は含み益+726万・+8.9%

🦦河内「7月27日大引け時点の、うちの主要保有です。22銘柄中20が含み益——地味に積み上げてきたものが、きれいに実っています。含み損は2銘柄だけで、それも小幅です」

銘柄保有数平均取得現在値(7/27)損益率分類
東部ネットワーク(9036)27,5001,2161,363+12.1%(+404万)資産バリュー・最大ポジション
北里コーポ(368A)3,3001,1811,409+19.3%隠れ国策・資産
日鉄ソリューションズ(2327)1,1003,278.93,904+19.1%IT・割安成長
広済堂HD(7868)17,300497.3530+6.6%(+57万)資産バリュー・主力
神栄(3004)2,4002,0992,235+6.5%(+33万)資産バリュー
テクセンドフォトマスク2003,4904,290+22.9%半導体・成長
ウエストHD(1407)2002,249.52,783+23.7%成長・打診
グリムス(3150)2002,3312,646+13.5%成長・打診
EMシステムズ(4820)2,000504.95559+10.7%ニッチIT
遠藤照明(6932)1002,3482,600+10.7%資本イベント・照明
ソニーG(6758)2003,3083,574+8.0%大型・急落打診
岡谷鋼機(7485)2004,8155,140+6.7%資産バリュー・板薄
パンチ工業(6165)400474506+6.8%資産バリュー
星和電機(6748)1,000704.8753+6.8%資産バリュー・照明
京阪HD(9045)3003,0903,295+6.6%資産バリュー・サブ
小田原エンジ(6149)4002,0602,187+6.2%ニッチ製造
応用地質(9755)1,0002,7512,843+3.3%国策インフラ
ダイケン(5900)2,000845.7859+1.6%資産バリュー
菱友システムズ(4685)2,4002,8392,883+1.5%IT・割安成長
237A(米国債ETF)6,480154.2156+1.2%ヘッジ・保険
日本BS放送(9414)6,500919.15916▲0.3%放送・BS課金
日本ホスピス(7061)2,200605568▲6.1%(▲8万)隠れ国策・多死社会
合計+726万円 / +8.9%取得額 約8,127万

🦦「牽引しているのは、はっきり資産バリューです。とりわけ最大ポジションの東部ネットワーク(27,500株)が単独で+404万円と効き、続いて北里+19.3%、日鉄ソリューションズ+19.1%、広済堂は株数が多いので+57万円、神栄+33万円——“資産で下値が守られた割安株を、地味に集めて時間で待つ”という、うちの本業がちゃんと効いている」

🐝花岡「しかも、待つ間に配当も受け取っています。含み益+8.9%は“今の評価”にすぎず、配当を足した実際のトータルリターンはもう一段上。派手さはありませんが、負けにくい積み上げ方です」

📌 資産推移グラフについての但し書き:サイトの資産推移グラフは、現物ポジションと確定益(現金)のみで評価しています。信用建玉の含み益・含み損は反映していません。一方この現況で示す“主要保有の評価損益”は、信用ぶんも現物換算で合算した数字です。したがって両者には相応の差異が出ます——別々のモノサシとしてご覧ください。

🦞守田「損益自慢だけでは、リスク番失格だ。含み損の2銘柄も、正直に晒す日本BS放送(▲0.3%)と日本ホスピス(▲6.1%・▲8万)だ。だが慌てはしない。配当に無理はなく、ストック性・将来性・事業環境のカタリストも、取得したときから何も悪化していない。単に株価が下がっているだけだ。だから今のところ、損切りの予定はない」

🦞「ただし規律は明確にしておく。追加の情報が出てテーゼが崩れれば、当然、損切りも視野に機動的に動く。逆に、株価が下がるだけでテーゼが無傷なら、PFバランスを見ながら買い増しも検討するダイケンのレーティング・ラダーと同じ発想だ——“下がった理由”がテーゼの毀損か、ただの需給か。それを見極めて、損切りと買い増しを切り分ける。含み損を“ただ耐える”のでも“怖くて投げる”のでもない。理由で判断するんだ」


今日の本題|“普段は買わないプライム大型”を、先週末の底で拾った

🧑‍💼沼田「ここからが今日の芯だ。うちの平時の主戦場は、あくまで中小型バリュー。だが——先週末の金曜、日経平均が4,000円超も下げた“投げ売りの底”で、普段は拾わないプライムの大型優良株を、少量ずつ分散して打診買いした

💡 先週末の急落で分散打診した“大型”(各100〜200株)

・日立製作所・SBIホールディングス・神戸製鋼所・東京エネシス・富士通・NEC・テレビ東京HD・ソニーG など ・完全に“需給とチャート”で、投げ売りを拾いにいったエントリー ・資産バリューとは性質が違う“成長性・急落リバウンド”狙いの実験的な枠。利確・損切りは機動的に

🦎日向(見習い)「でも……急落のど真ん中で買うって、めちゃくちゃ怖くないっすか? まだ下げるかもしれないのに」

🦞守田「怖い。急落中の買いは、恐怖で相当の勇気が要る行動だ。だが、その怖さの“中身”を分解すると、逆に安全になりうる局面がある。それがセリングクライマックスだ」


急落買いの作法①|“セリングクライマックス”は、逆に安全になりうる

🧓野村「ふぉっふぉ、ワシの領分じゃ。売られすぎの大陰線や、窓を開けて下げるギャップダウン——これは“含み損に耐えかねた大多数が、恐怖で一斉に投げた跡”じゃ。ならば考えてみい。投げたい人があらかた投げ切ったあとは、そこから先に“新たな売り手”が急に減る。これがセリングクライマックスで、“いちばん怖い場所”が、実は“いちばん売り圧力が枯れた場所”になりうるという逆説じゃ」

🦞守田「ただしリスク番として釘を刺す。“底に見えて、まだ下げる”ことは当然ある。セリクラは後になって初めて“あれが底だった”とわかるもので、渦中では誰にも確定できない。だから鉄則はこうだ」

⚠️ 急落買いの鉄則

買いたい水準を、あらかじめ決めておく——闇雲に落ちるナイフを掴まない。「この価格なら買う」を先に持つ ・“最後の駄目押し”と判断できたときだけ突っ込む——狙っていた水準への、恐怖の最後の一投げ。そう読めたら、損切り覚悟で入る価値がある ・損切りラインを同時に決める——「セリクラでなかった=まだ下げる」と判明したら、機動的に切る。実験的な枠だからこそ、撤退も速く

🧓「令和のブラックマンデーも、関税ショックも、底値圏ではこの手法で大型をうまくエントリーできた。普段は割高で手が出ないプライムの優良株が、パニックの一瞬だけ“中小型バリュー並みの期待値”に落ちてくる。その一瞬を、恐怖の側ではなく、規律の側から取りにいく——これが急落買いの醍醐味じゃ」


急落買いの作法②|大型は“チャート”も見て、期待値で測る

🦉夜見「もう一つ大事な作法があります。中小型バリューは“資産”で買いますが、大型のエントリーは、割安性の評価に加えて“チャート”も併用する——ここが平時のバリュー投資と違う点です」

🧓野村「そうじゃ。大型でも、割安性や期待の評価が大事なのは当然じゃ。だがエントリーの“タイミング”は、価格帯別出来高で測る

💡 大型の急落買いで見るチャートの勘所

価格帯別出来高——過去に商いが厚かった価格帯は“サポート(下値の壁)/抵抗(上値の壁)”になりやすい ・サポートまでの値幅=ダウンサイド抵抗までの値幅=アップサイド——この2つを測れば、そのトレードの“リスク・リワード”が見える ・ダウンサイドが小さく、アップサイドが大きい場所で入れば、期待値の高いトレードになる

🦉「たとえばソニーGは3,308円で拾って、いま3,574円(+8.0%)。急落で“厚い出来高帯の少し下”まで叩かれたところを、サポートを下値の目安にして入った一例です。割安性(バリュー)で“何を買うか”を決め、チャート(需給)で“いつ入るか”を決める——この合わせ技が、大型では効きます」

🦞守田「補足すると、これは“予想を当てる”話ではない。サポートで反発すれば利、割れたら損切り——どちらでも次に動ける“地図”を持って入るという話だ。地図があるから、含み損になっても慌てない。握力は、ここでも“下値の理解”から生まれる」


ただし、過信はしない|これは“実験的な枠”

🧑‍💼沼田「最後に、位置づけを正直にしておく。この大型の急落打診は、うちの中では“実験的な枠”だ

🦞守田「そのとおり。これらは資産バリューとは性質が違う——成長性や急落リバウンドを買っている面が強く、下値を“資産”が守ってくれるわけではない。だから——利確・損切りは、資産バリューの本流よりずっと機動的にやる。サイズも100〜200株の少量に留め、分散している。“普段拾えない優良株を、底値圏という特殊な瞬間だけ、規律を持って拾う”——それ以上でも以下でもない」

🧑‍💼「整理しよう。主戦場は中小型バリュー(それが+726万の大半を稼いだ)。大型の急落買いは、年に数回来るかどうかの“底値圏”でだけ発動する、規律ある例外だ。本流を忘れて急落買いに前のめりになれば、それは投機になる。あくまで、中小型バリューの山の“隣”に置く、機動的な一角だよ」


いちばん大事な釘|含み損益の“数字”は、どうでもいい

🦞守田「今日は+726万という含み益を晒した。だが最後に、いちばん大事な釘を刺しておく。含み益や含み損の“数字”そのものは、正直どうでもいい

🦞「本当に問うべきは、これだ。買った銘柄と価格は妥当だったか? お得に買えているか? 目論見(テーゼ)は達成できそうか?——含み益は“結果”であって、“判断の質”ではない。たまたま相場が良くて出た含み益は自慢にならないし、逆に一時的な含み損も、テーゼが無傷なら恥じることではない」

🦞「幸い、時間の経過とともに報われてきている銘柄は多い。東部ネットワークも北里も日鉄ソリューションズも、“買値が妥当で、テーゼが進んでいる”から含み益になった——これは概ね狙いどおりに行っている、と考えていいものが多い。だが、油断はするな。株式市場に乱高下はつきものだ。今日の含み益は、明日には含み損になっているかもしれない

🧑‍💼沼田「だから鉄則はこうだ。含み損益の数字に一喜一憂しない“買値と目論見が、今も妥当か”を、現況ごとに評価し続け、機動的に判断していく。含み益で気を大きくせず、含み損で怖がって投げず——理由で、淡々と。それが、乱高下を生き抜くバリュー投資の握力だよ」


まとめ

🧑‍💼「今回の現況を、一枚に畳む」

論点結論
主要保有の損益評価損益+726万円・+8.9%(7/27時点)・22銘柄中20が含み益
牽引役資産バリュー(最大ポジションの東部ネットワーク+404万・北里+19.3%・日鉄ソリューションズ+19.1%・広済堂+57万)
今回の新機軸先週末の日経-4,000円超の底で、普段買わないプライム大型を少量分散で打診
急落買いの作法①セリングクライマックス=投げが枯れた場所は逆に安全になりうる。買いたい水準を決め、“最後の駄目押し”に損切り覚悟で入る
急落買いの作法②大型はチャート(価格帯別出来高のサポート/抵抗)でダウン/アップサイドを測り、期待値の高いトレードにする
位置づけこれは実験的な枠。利確・損切りは機動的。主戦場はあくまで中小型バリュー
いちばんの釘含み損益の“数字”はどうでもいい。“買値と目論見が今も妥当か”を現況ごとに評価し、油断せず機動的に判断し続ける

💬 守田より(今日はリスク番から締める) 「損益がプラスだと、つい気が大きくなる。だからリスク番から締めておく。+726万・+8.9%を稼いだのは、派手な急落買いではなく、“資産で下値が守られた中小型バリューを、地味に集めて時間で待った”本流のほうだ。最大ポジションの東部ネットワークも、北里も日鉄ソリューションズも広済堂も、そうやって積み上げた。急落買いは、その本流の“隣”に置く例外にすぎない。ただ——令和のブラックマンデーや関税ショックのような底値圏では、普段は割高で手が出ないプライムの優良株が、恐怖の一瞬だけ“買える値段”に落ちてくる。その一瞬を、恐怖の側ではなく規律の側から——買いたい水準を先に決め、価格帯別出来高で下値と上値を測り、損切りラインを握って、損切り覚悟で最後の駄目押しに突っ込む。怖いのは当たり前だ。だが“怖さの中身”を分解できれば、その怖さは、期待値の高いトレードの入口に変わる。急落買いは度胸ではなく、作法だ


保有状況アップデート:①SaaS系/②北里・神栄/③不動産含み益/④岡谷・東海(板薄バリュー)/⑤急落と大型エントリー(本記事)

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