運用記録|権利付最終日の前に建玉を2,379万円たたんだ。維持率56.7%→90.9%、実現損益+48万7,281円でも総資産は+3万円【2026年9月21日〜25日 総括】
🦎 「今週の売買、数えてみました。122明細です」
沼田「売買と現引きだけでな。配当の入金と税の引き落としは入れていない」
日向「今週の立会は2日しかないのに、122件……。
24日が59件、25日が63件です」
沼田「21日が敬老の日、22日が国民の休日、23日が秋分の日だ。
2日しかないところに、期限のある作業を詰めた」
日向「期限、ですか」
沼田「9月28日が権利付最終日だ。それまでに借りを軽くして、権利を取りたい玉は現物に移す。今週やったのは、ほぼそれだけだ」
📊 総括|建玉を2,379万円たたんだ
夜見「財務分析担当の夜見です。
9月25日終値時点を、先週末と並べます」
| 9/18 | 9/25 | |
|---|---|---|
| 総ポジション | 1億862万円 | 8,487万円 |
| うち現物 | 4,470万円 | 4,476万円 |
| うち信用建玉 | 6,349万円 | 3,970万円 |
| 含み損益 | +251万円 | +217万円 |
| 委託保証金維持率 | 56.7% | 90.9% |
| レバレッジ | 2.38倍 | 1.87倍 |
夜見「動いたのは信用建玉だけです。
現物は4,470万円から4,476万円で、ほとんど同じ大きさに戻っています」
守田「リスク管理担当の守田だ。
現引きで現物に移した分と、利が乗った現物を売った分が、ほぼ相殺している。
増やしたのではなく、入れ替えた週だ」
守田「追証ラインまでの株価下落余裕は37.3%まで広がった。
ここが今週いちばん大きい変化だ」
日向「維持率が56.7%から90.9%。
先週より一気にあきましたね」
守田「あけたというより、借りを返しただけだ。
含み益は34万円減っている。値段が上がって余裕が出たわけじゃない」

🧾 決済89明細|利確と建玉整理が同時に走った
夜見「122明細の内訳です」
📋 9月24日・25日の売買と現引き 信用の返済 64明細 現物の売却 25明細 現引き 19明細 信用の新規 13明細 現物の買付 1明細
夜見「決済は合わせて89明細、実現損益は+48万7,281円でした」
| 利益確定 | 金額 | 損切り | 金額 | |
|---|---|---|---|---|
| ハードオフ(17明細) | +12万5,199円 | 第一カッター興業 | ▲4万3,249円 | |
| 群栄化学工業 | +10万2,274円 | 新コスモス電機 | ▲3万7,613円 | |
| 五洋建設 | +10万1,428円 | メディカル一光グループ | ▲3万5,872円 | |
| 広済堂ホールディングス | +7万6,020円 | ジンズホールディングス | ▲1万9,648円 |
河内「割安発掘の河内です。
ハードオフが17明細に分かれているのは、100株ずつ刻んで返済したからです。
板が薄い銘柄をまとめて出すと、自分の売りで値を崩します」
守田「返済が64明細、新規は13明細。
返す方が5倍あった週だ」
守田「売り建てていたさくらインターネット200株も返済して+1万4,831円。
これで売建はゼロになった」
👛 実現+48万円なのに、総資産は+3万円
日向「48万円も確定したのに、口座の純資産は29万円減っています。
……計算を間違えましたか」
沼田「合っている。理由は2つだ」
🧮 9/18 → 9/25 の中身 実現損益 +48万7,281円 含み損益 +251万円 → +217万円(▲34万円) 譲渡益税の源泉徴収 ▲4万8,753円 口座から別口座へ移した現金 ▲32万円
沼田「1つは、確定したぶん含み益が消えたということだ。
利確は、含み益を現金に変える作業でしかない」
沼田「もう1つは、32万円を口座の外に出したことだ。
減ったのではなく、置き場所を移しただけだ」
夜見「そこで今回から、総資産という行を足します」
👛 総資産(2026年9月25日) 証券口座の純資産 4,518万円 別口座の現金待機枠 32万円 合わせて 4,550万円
夜見「先週末の4,547万円と比べると+3万円です。
実現益を出しても含み益が減っていれば、総資産はほとんど動きません」
守田「言い方を変えておく。
現金待機枠は、総ポジションにも委託保証金維持率にも入れていない。
口座の外にある現金は、追証の計算では助けてくれない」
🎯 待機枠は「置き場所を決めていない投資用資金」
日向「そのお金は、何に使うんですか」
沼田「生活費ではない。投資用の資金だ。
ただ、どこに置くかをまだ決めていない」
🎯 いま考えている使い道(どれも決定ではない) ・実物資産(ハードアセット)を買う ・野村の口座に戻して、現物の買付余力にする ・NISA口座でインデックスを積み立てる
沼田「用途の候補が多いから、急いで決めない。
決まっていなくても投資用の資金であることは変わらないから、総資産には数える」
守田「ただし維持率の計算には入れない。
証券口座の中にない現金は、追証が出た日に間に合わない」
日向「入れておけば、維持率の数字は良く見えるのに」
守田「見えるだけだ。
良く見せるための数字は、いちばん危ない」
日向「右のポケットから左のポケットに移しても、お小遣いは増えない」
沼田「そうだ。増えたように見えたら、ポケットを数え直してくれ」

📉 軽くした副作用|インカムは66万円減った
花岡「配当担当の花岡です。
良い話だけでは終わりません」
| 9/18 | 9/25 | |
|---|---|---|
| 年間の配当・調整金・優待の合計 | 301万円 | 235万円 |
花岡「建玉を2,379万円たたんだので、そこから出ていた配当落調整金が消えました。
年換算で66万円のインカムを手放した計算です」
花岡「維持率90.9%は、この66万円を払って買った安全余裕です。
タダで手に入る余裕はありません」
沼田「それでいい。
権利落ちと決算がぶつかる時期に、2.38倍のレバレッジで突っ込む理由がない」

🧘 乱入|オルカン教祖「145銘柄に信用まで乗せて、どこへ行く」
オルカン教祖「落ち着きなさい。145銘柄ですか。
そのうえ信用まで使って、122回も売買して……それで全世界株式に勝てるのですか」
日向「言われると思いました」
オルカン教祖「手数料2万7千円と税4万9千円、合わせて7万6千円が出ていますね。
買って寝ていれば、それはかかりません」
夜見「そこは事実です。
ただ今週の7万6千円は、レバレッジを2.38倍から1.87倍へ落とすための費用でもあります」
夜見「指数を1本持つなら、下げは指数と同じだけ食らって待つしかありません。
こちらは建玉の大きさを自分で決められます。その自由度に、年66万円のインカムと7万6千円の実費を払いました」
オルカン教祖「……払ったと認めるなら、まあいいでしょう。
ただし次に維持率が下がったとき、同じ判断ができますか」
守田「そこが本題だ。
教祖の言う通り、下げてから縮めるのでは遅い。だから権利落ちと決算の前という、日付が決まっている場面で先に縮めた」
日向「茶々が、そのままチェック項目になりましたね。
縮めるタイミングを、値段ではなくカレンダーで決めておく」
📅 今日やること|権利付最終日の最終点検
沼田「本日9月28日が権利付最終日だ。29日が権利落ち日、30日が権利確定日になる」
墨田「AIバックチェック担当の墨田です。
25日終値時点の建玉45本を、もう一度数えました」
✅ 9月末の権利と、信用建玉の関係 ・9月の優待が取れる建玉 0本(25日にユー・エス・エス300株を現引きして完了) ・9月に配当の権利がある建玉 20銘柄 ・建玉のまま通した場合の目減り 2万9,004円(配当落調整金は配当の84.685%) ・20銘柄すべてを現物化するなら 1,688万円
墨田「先週の9月権利落ちの仕分けでは30銘柄・4万1,390円でした。
現引き19明細で、10銘柄・1万2千円ぶんを手当てしたことになります」
野村創業者「残り2万9千円のために1,688万円は動かさん。
効率で見れば国際計測器0.39%、トスネット0.37%、三協フロンテア0.33%が上じゃ。
逆に日本ギア工業は338万円で1,914円、0.06%。ここは通す」
🧾 まとめ
📌 今週の記録 決済89明細、実現損益+48万7,281円 総ポジション 1億862万円 → 8,487万円(信用建玉を2,379万円圧縮) 委託保証金維持率 56.7% → 90.9%、レバレッジ2.38倍 → 1.87倍 総資産 4,547万円 → 4,550万円(うち別口座の現金待機枠32万円) 年間インカム 301万円 → 235万円
日向「来週は、権利落ちで下がったところを見る番ですね」
沼田「下がった理由が権利かどうかは、先に分けてある。
あとは値段が決めることだ」
保有銘柄の一覧は最新ポートフォリオで公開しています。
関連:前週の運用記録(9月14日〜18日 総括)/9月権利落ちの買い場を先に洗った回/信用維持率とバランスの取り方/信用金利1.69%の錬金術
※本稿は個人の運用記録であり、投資助言ではありません。保有株の価格・数量・約定は2026年9月25日時点の証券口座のデータによります。PER・PBRなどの参考指標の一部は9月24日時点の値です。総ポジションは現金+現物評価額+信用建玉評価額、総資産は証券口座の純資産に別口座の現金待機枠を加えた金額で、待機枠は総ポジションにも委託保証金維持率にも含めていません。委託保証金維持率・レバレッジ・追証までの下落余裕は当商会の計算による値で、証券会社の表示値そのものではありません。年間の配当・調整金・優待の合計は保有銘柄の会社予想をもとにした年換算値で、確定額ではありません。金額は一部を万円単位に丸めています。信用取引は損失が預託した保証金を上回ることがあります。個別銘柄は保有と売買の事実を記録したもので、推奨ではありません。







