四コマで学ぶ投資のキホン
見習いの日向(ひなた)が、ちょっとズレた勘違いをする前編と、先輩たちと正しい考え方にたどり着く後編のセットです。読み終わったら、くわしい解説記事へ進めます。
- 1前編で勘違いを笑う
- 2後編で考え方をつかむ
- 3元の記事でくわしく読む
- 第12話・前後編
買取店の6,000円
登場:守田・日向
店に並べれば1万円で売れる炊飯器を、買取店は6,000円でしか買いません。店番の守田が、安く買う理由を伝票で見せます。
- 安く買う意味は、見込みが外れたときに残る余白にある
- 「3万円で売れる」と言い張れば、どんな値段でも安く見える
- 前提を一本抜いても余白が残るかを、買う前に数え直す
- 第11話・前後編
待てるお金で、待つ
登場:野村・日向
同じ会社の株を、同じ値段で買った二人。片方だけが退場します。創業者の野村沼之助が漫画に初めて出てくる回です。
- 近いうちに使うお金まで投じると、待ちたくても待てなくなる
- 暮らしのお金・長く使わないお金・買い増しの余力は、買う前に分けておく
- 下がったときは値段より先に、中身が崩れていないかを確かめる
- 第10話・前後編
誰も見てませんよね?
登場:河内・守田
「出ました。PBR0.25倍です」「で、安い理由は?」から始まります。日向が出てこない、ベテラン同士の回です。河内の言う「安い」と、守田の言う「安いまま」が、最後まで噛み合いません。
- 誰も見ていない銘柄は、安いまま何年も置かれることがある
- 安い理由を言葉にできれば待てる。言えないうちは、下がるのを待っているだけ
- 放置が終わるきっかけがあるかどうかで、同じ安さの意味が変わる
- 第9話・前後編
まだです
登場:待伏・河内
「今、買います」「まだです」から始まります。待つことにかけては誰にも負けない待伏に、河内が「決めてから待ちましょう」と持ちかけます。日向が出てこない、ベテラン同士の回です。
- 見立てが当たっても、買っていなければ成果にならない
- 待つなら「いくらで・いつまで・どれだけ」を先に決める
- 一度に全部でなく分けて買えば、待つことと動くことを両立できる
- 第8話・前後編
いちばん小さい袋
登場:日向・優田
「今日まででしたよね、間に合ったっす」から始まります。優田が、同じ優待券でも袋の大きさが変わる理由と、優待を金額に直すときのやり方を見せます。
- 長期保有優遇のある優待は、取っては降りるたびに振り出しに戻る
- 優待は額面ではなく、自分が実際に使って助かる金額で数える
- 稼ぐ力や財務余力に見合わない高額優待は、続きにくい
- 第7話・前後編
もうけが、次のもうけを生む
登場:日向・夜見
「今年のもうけ、全部もらうっす!」から始まります。夜見が、パン屋のオーブンを例に、社内に残したお金が稼ぐ力に化けるときと、化けないときを見せます。
- 利益を社内に残すのは、次に稼ぐ力を増やすため
- 設備を増やしても、買ってくれる人がいなければもうけは増えない
- 稼げる使い道がない会社は、配当で返すほうが株主のためになる
- 第6話・前後編
働くこと、会社を持つこと
登場:日向・河内
「株ってギャンブルっすよね」から始まります。河内が、働いて得るお金と、会社を持って得るお金の違いを見せます。
- 株を買うことは、会社の一部を所有すること
- 働くことと資本を出すことは両立できる。給料のほうも、勤務先と太い綱でつながっている
- 物価が上がる局面では、値上げできる会社を持つ側に回るという選択肢がある
- 第5話・前後編
現金100、借金70
登場:日向・守田
「現金が100もあるから安心」は、どこが違うのか。守田が、返したあとに残る分と、それが増えているかを確かめます。
- 現金の総額ではなく、借入を返したあとに残る分を見る
- 残った蓄えを赤字で食いつぶさず、本業が積み増しているかまで見る
- 人気が落ちても中身が育っていれば、値札とのズレは開いていく
- 第4話・前後編
タダになった木
登場:日向・堀田
「PER3倍だから3年で元が取れる」は、どこが違うのか。堀田が、回収を邪魔するものを見せます。
- PER○倍は「今の利益が続けば○年で元が取れる」という見積もり
- 誰でも真似できる商売は、回収し終わる前に値下げ合戦が始まる
- 真似されない理由がある木なら、元を取ったあとの実が残る
- 第3話・前後編
80万円の財布
登場:日向・河内
「1株100円だから安い」は、どこが違うのか。河内が、値札と中身の見分け方を見せます。
- 株価の絶対額ではなく、換金できる中身と値札の差を見る
- 帳簿の資産額と実際に売れる額は違う。昭和の簿価で止まった土地がある
- 中身の変化はゆっくり、値札は毎日動く。その差が開いたときに買う
- 第2話・前後編
配当は魔法じゃない
登場:日向・花岡
利回りの高さに目を輝かせる日向。花岡が、その配当がどこから出ているのかを一緒にたどります。
- 配当は魔法ではなく、会社が本業で稼いだお金から出る
- 稼ぎ以上の配当は、会社の根っこを削っているかもしれない
- 稼ぐ力が育ち、再投資と備えが残れば、配当の余力も育つ
- 第1話・前後編
待ち伏せと放置
登場:日向・待伏
「買って寝て待つ」は長期投資なのか。待伏が、待つことと放っておくことの違いを確かめます。
- 待っている間も、決算で「持つ理由」が残っているかを見る
- 全部を精読しなくていい。強み・稼ぎ方・育つ力の3つから
- 理由が崩れたら、ほかの候補と価格・リスクを比べ直す
漫画は考え方を伝えるためのたとえです。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。
