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2026年8月時点
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📅 画面は2026年8月に撮影

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🧑‍💼 筆者

沼田課長
沼田課長
課長・プレイングマネージャー
野村信用を活用したバリュー株×TOB待ち伏せ戦略。TOBヒット20件超。【目標】4,308万円 → 2億円(2030年)

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運用記録|含み損に転落した一週間——決済28件で実現+35万円、それでも純資産は84万円減った。上位4銘柄で純資産の70%を持ったまま買い下がれる理由【2026年9月7日〜11日】


🦎 「先週の記録、読み返してきました。『外したら切る』って書いてありましたけど」

沼田「8件切った」

日向「ほんとに切ったんですね」

沼田「その一方で、下げたものは買い増した。結果、含み損に転落した」

日向「……それは、まずいのでは」

沼田「まずくはない。いつでも切れるものしか建てていないからだ。今日はその前提のほうを、数字で出す」


📋 第1章|今週やったこと

夜見「財務分析担当の夜見です。2026年9月7日から11日まで、株価は9月11日終値ベースです」

🧾 今週の約定 ・信用新規建て … 42件・22,513,750円 ・決済 … 28件・実現損益 +353,954円(利確20件 +540,958円/損切り8件 −187,004円) ・現引き … 9件・2,130,677円 ・手数料 … 新規建て分 18,340円(決済分を含めると30,392円)

夜見「日ごとの建代金です」

約定日新規建て建代金
9/77件2,821,900円
9/87件5,793,000円
9/911件4,404,750円
9/106件3,041,900円
9/1111件6,452,200円
合計42件22,513,750円

待伏「待ち伏せ担当の待伏です。火曜と水曜に厚く、木曜でいったん落として、金曜にまた入れています。いちばん厚いのは最終日の645万円です」

河内「割安発掘担当の河内です。金額の大きい順に、主な新規建てを出します」

銘柄株数建代金
6356 日本ギア工業3,5004,400,600円
9036 東部ネットワーク1,9002,318,800円
2674 ハードオフコーポレーション9002,290,300円
4062 イビデン(売建)1002,183,000円
7868 広済堂ホールディングス3,0001,569,000円
4685 菱友システムズ5001,326,500円
7937 ツツミ4001,040,300円
4229 群栄化学工業200787,000円

河内「イビデンだけが売建です。21,830円で売って翌日21,350円で買い戻し、プラス46,815円で終わっています。今週の新規建て42件のうち、売りはこの1件だけです」

花岡「配当担当の花岡です。現引きが9件ありました。ユアテック、東京エネシス、帝国繊維、フーバーブレイン、IHI、東洋テック、大伸化学、藤倉化成、中部日本放送」

花岡「合計213万677円ぶんを信用から現物へ移しています。代用有価証券として維持率の分母ではなく分子の側へ動かした形です」


✂️ 第2章|宣言どおり、8件を切った

守田「リスク管理担当の守田だ。先に損切りから出す」

銘柄数量単価損益
237A iシェアーズ米国債25年超ETF6,480142.2−81,833円
9413 テレビ東京HD1003,330−32,756円
7679 薬王堂HD3001,633−22,701円
9413 テレビ東京HD1003,330−21,712円
9305 ヤマタネ3002,043−12,252円
7679 薬王堂HD2001,634−9,312円
7679 薬王堂HD1001,633−4,756円
9946 ミニストップ1001,794−1,682円

守田「最大は超長期の米国債ETFだ。25年超の237Aを6,480株、全部畳んだ」

日向「あれ、クラッシュ用の保険として買った話を記事にしていませんでしたか」

守田「している。ただし落としたのは25年超だけで、20年超の2255は7,200株を残している。こちらの含み損は6万912円だ。保険を全部外したのではなく、デュレーションの長いほうだけ落とした」

沼田「長期金利の方向が読み切れないものを、読み切れないまま持ち続ける理由がない。25年超は落とす、20年超は残す。それだけだ」

夜見「テレビ東京HDと薬王堂HDは、建てたときの想定が外れたと判断した時点で切っています。テレビ東京HDが2件で▲54,468円、薬王堂HDが3件で▲36,769円、ヤマタネが300株で▲12,252円です」

夜見「ミニストップは同じ日に、200株がプラス9,398円、100株がマイナス1,682円でした。建単価の違う玉を同時に畳んだためです」

📐 この8件で戻ってくる金額 ・損失 … 187,004円 ・税還付(20.315%) … 約38,000円 ・残り 約149,000円 は、普通に減った資産

守田「還付があるから損切りが安く済む、という話ではない。8割は戻らない。戻るのは2割で、その2割が効くのは金額ではなく判断の速さのほうだ」

河内「利確のほうも出しておきます。20件でプラス54万958円でした」

銘柄区分数量単価損益
4820 イーエムシステムズ現物売却1,000587+77,952円
4062 イビデン信用買決済10021,350+46,815円
197A タウンズ現物売却1,200504+25,352円
6227 AIメカテック信用売決済1006,510+23,750円
3038 神戸物産信用売決済1003,037+17,429円
7013 IHI信用売決済1002,815.5+15,629円
7734 理研計器信用売決済1003,355+14,671円
6367 ダイキン工業信用売決済10021,030+11,018円
4966 上村工業信用売決済10019,780+9,315円

📉 第3章|含み損に転落した

夜見「実現損益はプラスでしたが、評価のほうが逆に動きました」

項目9/49/11増減
総ポジション108,548,642円115,517,306円+6,968,664円
純資産42,415,719円41,579,296円−836,423円
含み損益+1,204,096円−1,014,451円−2,218,547円
信用維持率51.1%44.0%−7.1pt

沼田「総ポジションが700万円増えているのは、買ったからだ。中身が良くなったわけではない。純資産は84万円減っている」

夜見「建玉単位では、含み益が78件でプラス150万6,182円、含み損が91件・87銘柄でマイナス252万633円です」

日向「先週は全体でプラスだったのに」

沼田「そうだ。だから今週の記録は、そこを隠さずに出す」


川辺で虫眼鏡をのぞきこみ、石のあいだの小箱を見つけたカワウソの河内
🦦 河内拾造 ——値札の裏に、拾えるものが落ちていないか

⚠️ 第4章|上位4銘柄で、純資産の70%

守田「集中の実態を開示する。純資産は4,157万円だ」

銘柄評価額純資産比含み損益内訳
4685 菱友システムズ8,672,400円20.9%−1,300円現物7,358,400/信用1,314,000
6356 日本ギア工業8,491,000円20.4%−561,050円信用8,491,000
3004 神栄6,364,300円15.3%−100,595円信用6,364,300
1716 第一カッター興業5,737,200円13.8%−135,800円現物2,322,200/信用3,415,000
9036 東部ネットワーク4,628,400円11.1%−20,790円現物487,200/信用4,141,200
2674 ハードオフ3,751,500円9.0%−156,300円信用3,751,500

守田「上位4銘柄で、純資産の70.4%だ。先週は56.1%だった」

日向「170建玉あって、ですか」

守田「そうだ。しかも今週、上位のほうを買い増している」

📈 今週の積み増し ・日本ギア工業 … 3,500株 → 7,000株(平均建単価1,293円/9月11日終値1,213円) ・東部ネットワーク … 1,500株 → 3,400株 ・ハードオフ … 600株 → 1,500株 ・建代金全体 … 6,613万円 → 7,394万円

守田「日本ギア工業だけで含み損はマイナス56万1,050円。単独で最大だ」

沼田「安くなったから買った。下がったことを理由に手を止める運用はしていない」


🧘 乱入|オルカン教祖「1銘柄で2割は、分散の失敗例ですよ」

オルカン教祖「失礼しますね。数字だけ拝見しました。純資産の20.4%を、時価総額349億円の1銘柄の信用買いで持っている」

オルカン教祖「これ、分散の教科書に『やってはいけない例』として載せられる水準です。全世界株を1本買えば、同じリスクで済む話ではありませんか」

沼田「分散していないのは、そのとおりだ」

オルカン教祖「認めるんですね」

沼田「分散の代わりに置いているものがある。切れる、という条件のほうだ」

オルカン教祖「『切れるつもりだった』人を、私は何人も見てきました。切れるかどうかは、下がってから分かるものでしょう」

沼田「だから先に枠を用意してある。次の章で出す」

日向「……いまの指摘、そのまま条件表になりませんか」

守田「なる。教祖の言い分は正しい。切れるつもりは条件ではない」

✅ 『切れる』を条件に変換すると、こうなる ・建てる前に、切る値段と切る理由を決めてある ・切ったときに戻る金額を、先に計算してある(損失の20.315%) ・年間損益がプラスの範囲を出ない量に、含み損の総額を収めてある

オルカン教祖「……3つ目が守られている間だけ、成立する話ですね」

沼田「そのとおりだ。だからその1本は、毎週数える」


🧊 第5章|損益通算の枠は、252万円に増えた

夜見「現時点の含み損は91建玉・87銘柄で252万633円です。先週の101万9,790円から2.5倍になりました」

🧮 いま全部切ったとすると ・確定する損失 … 約252万円 ・税還付 … 約51万円 ・実質の目減り … 約201万円

守田「枠が増えたのは、良いことではない。含み損が増えたというだけの話だ」

沼田「だが、切る判断を遅らせる理由にもならない。今年の確定益の範囲に収まっている限り、切るコストは2割引きのままだ」

墨田「境界を明記します。年間損益がマイナスまで到達すると、そこから先は口座内の還付ではなく、確定申告による3年繰越に切り替わります。繰越は即座には戻りません」

花岡「期限も置いておきます。年内の損益通算に間に合わせるには年内受渡が必要で、約定は12月下旬までに終える必要があります」

日向「……つまり、まだ余っているうちは攻められる、と」

守田「余っているうちは、な。残量を数えずに攻めるのは、ただの願望だ」


📊 第6章|維持率44.0%、追証まで16.7%

守田「いちばん先に効いてくる制約はこちらだ」

項目8/289/49/11
信用維持率75.8%51.1%44.0%
レバレッジ2.03倍2.55倍2.76倍
追証までの下落率▲31.9%▲20.6%▲16.7%

夜見「内訳は、代用有価証券3,434万9,736円と現金69万4,056円で委託保証金が3,256万7,066円、建玉約定代金が7,393万8,010円です」

夜見「30%ラインまでの余裕は1,038万5,663円、株価下落率では9.8%です」

沼田「値ごろ感より先に、この数字のほうが制約になる。建てる前に見るのはここだ」

夜見「9月11日終値時点の全体像です」

項目金額
総ポジション115,517,306円
純資産41,579,296円
含み損益−1,014,451円(−0.88%)
建玉数170件(現物73/信用97)
総合利回り2.91%
年間インカム3,338,848円

河内「配分も出しておきます」

🧭 配分(9月11日終値) ・スタイル … バリュー42.7%+ディープバリュー22.8%=バリュー系が65.5% ・規模 … 超小型43.6%/小型29.9%/中型20.1%/大型6.4% ・セクター … 機械14.1%/建設・不動産13.9%/電機・精密12.4%

河内「先週入れた中大型は利確と損切りで減りました。規模構成は、また超小型寄りに戻っています」


会議机に集まって書類を見ている河内・夜見・守田・日向
沼底バリュー商会・全体会議 ——結論は、全員で出す

🧾 まとめ

📌 今週の要点 ・決済28件で実現損益+353,954円。うち損切り8件・−187,004円は宣言どおり実行した ・最大の損切りは米国債25年超ETFの−81,833円。20年超は残し、長いほうだけ落とした ・含み損益は+120万円から−101万円へ転落。純資産も84万円減った ・上位4銘柄で純資産の70%。日本ギア工業は3,500株から7,000株へ倍増させた ・損益通算の枠は252万円。全部切れば約51万円が戻り、年間損益はまだプラス圏に収まる ・維持率44.0%、追証まで▲16.7%。ここが最初に効く制約になる

💬 沼田より 「含み損に転落した週だった。だが、買い下がった判断そのものを撤回するつもりはない。安くなったから買った。外れたら切る。切る値段と、切ったときに戻る金額は、建てる前に決めてある。攻めを支えているのは度胸ではなく、切れる玉しか建てていないという前提と、損益通算の残量という数字でしかない。その残量は、今週で2.5倍に増えた。増えて嬉しい数字ではない」

日向「……嬉しくない数字を毎週数えるの、けっこうしんどくないですか」

沼田「数えなくなったときが、いちばん危ない」


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関連:なぜ超長期米国債ETFを買うのか/日本ギア工業(6356)/東部ネットワーク(9036)/信用維持率とバランスの取り方/テレビ東京HD(9413)/最新ポートフォリオを設計図として読む

※2026年9月16日訂正:公開時、9月11日(金)の約定が取引明細に反映されておらず、新規建てと決済の件数・金額が実際より少なく出ていました。9月11日ぶん(新規建て11件・645万2,200円、ヤマタネ300株の損切り)を反映し、新規建て31件→42件、決済27件→28件、実現損益+366,206円→+353,954円に修正しています。ポジション残高と含み損益は建玉データから取っていたため変更ありません。

※本稿は個人の運用記録であり、投資助言ではありません。数値は最新ポートフォリオの2026年9月11日終値時点のものです。税制の取り扱いは一般的な説明であり、実際の適用はご自身の口座区分・所得区分・状況によって異なります。特定口座(源泉徴収あり)内の損益通算と還付についての記述であり、NISA口座では損益通算できません。信用取引は損失が預託額を上回る可能性があります。個別銘柄は保有および売買の事実を記載したものであり、推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任でお願いします。