運用記録|東部ネットワークが売られたので、24,100株・2,803万円まで買い集めた。総ポジションの26.4%、維持率は53.4%【2026年10月5日〜9日 総括】
🦎 「含み益が、含み損になりました。
維持率も70.4%から53.4%です」
沼田「ああ」
日向「それで、いちばん下がっている銘柄を、いちばん買い増しているんですが……」
沼田「下がったから買った。それ以外に理由はない」
日向「でも1銘柄で総ポジションの26.4%ですよ」
沼田「そこは今日、数字と前提を両方書く。真似してほしくない話だからだ」
📊 総括|ポジションを増やし、安全余裕を削った
夜見「財務分析担当の夜見です。10月9日終値時点を、先週末と並べます」
| 10/2 | 10/9 | |
|---|---|---|
| 総ポジション | 9,350万円 | 1億613万円 |
| うち現物 | 4,356万円 | 4,305万円 |
| うち信用建玉 | 4,914万円 | 6,260万円 |
| 含み損益 | +85万円 | ▲65万円 |
| 委託保証金維持率 | 70.4% | 53.4% |
| レバレッジ | 2.11倍 | 2.48倍 |
| 追証まで株価下落 | ▲29.7% | ▲21.8% |
| 保有銘柄数 | 118 | 111 |
| 総資産 | 4,434万円 | 4,296万円 |
守田「2週間前は維持率90.9%、追証まで37.3%あった。それが53.4%、21.8%になった」
守田「数字だけ見れば、確実に危うい方向に動いている。そこを曖昧にしても仕方がない」
花岡「年間の配当・調整金・優待の合計は247万円から277万円に増えました。建玉を増やしたぶん、受け取る調整金が増えています」
🧾 147明細|利益を支えたのは売建だった
夜見「今週の売買と現引きは147明細、決済は56明細。実現損益は+14万7,378円です」
| 区分 | 件数 | 損益 |
|---|---|---|
| 現物の売却 | 21 | +12万1,808円 |
| 買建の返済 | 27 | ▲8万9,989円 |
| 売建の返済 | 8 | +11万5,559円 |
夜見「買いで損を出し、売りで取り返した週です。岡本硝子の売り建てだけで+6万9,744円、さくらインターネットが+2万6,049円、太陽誘電が+1万9,766円でした」
河内「割安発掘の河内です。損切りは大和ハウスリート▲2万6,810円、マニー▲1万1,249円、パルグループ▲1万608円。いずれも建玉整理の中で出したものです」
守田「高く買われすぎたものを売り、安く売られすぎたものを買う。やっていることは両側とも同じだ」
🚚 本題|東部ネットワークを24,100株まで買い集めた
夜見「今週、9036 東部ネットワークだけで38明細。信用買い7,200株、現引き3,200株・385万円です」
| 10/2 | 10/9 | |
|---|---|---|
| 現物 | 12,600株 | 15,800株 |
| 信用買建 | 4,300株 | 8,300株 |
| 合計 | 16,900株 | 24,100株 |
| 評価額 | 2,048万円 | 2,803万円 |
| 総ポジション比 | 21.9% | 26.4% |
| 含み損益 | +2万8,421円 | ▲90万857円 |
日向「先週より90万円の含み損を抱えて、それでも7,200株増やしたんですね」
沼田「下がったから増やした。上がっていたら増やしていない」
なぜ寄せているのか
河内「数字から先に出します」
| 項目 | 10月9日時点 |
|---|---|
| 株価 | 1,163円(25日線から▲4.75%、75日線から▲8.57%) |
| PBR | 0.30倍 |
| PER | 24.5倍 |
| 配当利回り | 1.72%(年20円) |
| 時価総額 | 66.9億円 |
河内「PBR0.30倍は、当商会の保有銘柄でも最安の部類です。解散価値の3割で買えている計算になります」
沼田「安いだけなら他にもある。寄せている理由は、安さの中身が説明できるからだ。個別の中身は東部ネットワークの分析に書いた」
⚠️ ただし、これは人に勧められるやり方ではない
守田「ここははっきり書いておく。1銘柄に26.4%を寄せるのは、本来おすすめしない」
守田「この持ち方が成立しているのは、次の3つが揃っているからにすぎない」
- 安さの理由と根拠が見えている……値動きではなく中身を見て買っている
- 待てる資金である……生活費でも、期限のある資金でもない
- 最悪、信用分も全部現引きして持ち続ける……8,300株を978万円で現物に移し、時間を味方にできる
守田「この3つを同じように言えない人には、勧められない。なかでも③がいちばん重い。978万円は、今の口座の現金49万円では作れない。他の現物を売って作ることになる」
沼田「そこは承知のうえだ。現物4,305万円のうち、1,000万円ぶんを手放す覚悟があるから、この建玉を持っている」
出来高の11倍を持っているということ
守田「10月9日の出来高は2,200株、売買代金は300万円だ。24,100株は、1日の出来高の11倍にあたる」
日向「売ろうとしたら……」
守田「売れない。正確には、売れるが値段が崩れる。だから『売る』を前提にした持ち方はできない」
沼田「この銘柄は、出口を株価の上昇だけに置いていない。配当を受け取りながら、時間をかけて評価が戻るのを待つ枠だ。だから現引きして現物で持つことに意味がある」

🧘 乱入|オルカン教祖「それを集中投資と呼ぶのです」
オルカン教祖「落ち着きなさい。1銘柄で26.4%、レバレッジ2.48倍、含み損90万円。それは投資ではなく、賭けと呼ぶのではありませんか」
日向「……今日は言い返しにくいです」
オルカン教祖「しかも出来高の11倍。出口がないと自分で言っているではありませんか。全世界株式なら、いつでも時価で全額換金できますよ」
守田「そこは認める。流動性では完敗だ。だから『本来おすすめしない』と記事に書いた」
守田「教祖の言う分散は、出口が読めないときに効く。こちらは出口を狭くした代わりに、中身を読む手間をかけている」
オルカン教祖「読み違えたら、どうするのです」
沼田「26.4%ぶん間違える。そのときに効くのが、待てる資金かどうかと、現引きできるかどうかだ。読み違えても、売らずに済む形にしてある」
オルカン教祖「……その2つが無い人が真似をしたら」
守田「追証で、いちばん安いところで売らされる。だから条件を3つ並べて書いた」
日向「教祖のツッコミが、そのまま注意書きになりましたね。安さの根拠・待てる資金・現引きできる余力。3つ揃わないなら、26.4%は寄せてはいけない」
🧾 まとめ
| 今週の記録 | |
|---|---|
| 売買と現引き | 147明細(決済56明細) |
| 実現損益 | +14万7,378円(うち売建の返済が+11万5,559円) |
| 総ポジション | 9,350万円 → 1億613万円 |
| 委託保証金維持率 | 70.4% → 53.4%(追証まで▲29.7% → ▲21.8%) |
| 含み損益 | +85万円 → ▲65万円 |
| 東部ネットワーク | 24,100株・2,803万円=総ポジションの26.4%(含み損▲90万円) |
| 総資産 | 4,434万円 → 4,296万円 |
日向「来週も下がったら、また買うんですか」
沼田課長 「買う。ただし現引きの原資を作ってからだ。買い増しと、現引きの準備は、同じ速さで進める。26.4%は、間違えたときも26.4%で返ってくる。それを忘れないために、比率を毎週ここに書く」
保有銘柄の一覧は最新ポートフォリオで公開しています。数字の推移は実績報告にまとめています。
関連:前週の運用記録(9月28日〜10月2日 総括)/東部ネットワークの分析/生き残るための資金管理/信用維持率とバランスの取り方
※本稿は個人の運用記録であり、投資助言ではありません。保有株の価格・数量・約定は2026年10月9日時点の証券口座のデータによります。総ポジションは現金+現物評価額+信用建玉評価額、総資産は証券口座の純資産に別口座の現金待機枠を加えた金額で、待機枠は総ポジションにも委託保証金維持率にも含めていません。委託保証金維持率・レバレッジ・追証までの下落余裕は当商会の計算による値で、証券会社の表示値そのものではありません。出来高と売買代金は2026年10月9日の数値で、日によって大きく変動します。1銘柄への集中は、本稿に書いた3つの前提が揃わない場合、追証による強制的な売却につながります。信用取引は損失が預託した保証金を上回ることがあり、流動性の低い銘柄ではその影響がさらに大きくなります。個別銘柄は保有と売買の事実を記録したもので、推奨ではありません。





