運用記録|先週あけた維持率90.9%を、権利落ちで70.4%まで使い切った。1銘柄に2,048万円、総ポジションの21.9%【2026年9月28日〜10月2日 総括】
🦎 「先週は維持率90.9%でした。
今週は70.4%です」
沼田「使ったからな」
日向「せっかく2,379万円も建玉をたたんで、安全余裕を作ったのに……1週間で元に戻してませんか」
沼田「戻したのではない。使った。あけておいたのは、権利落ちで買うためだ」
日向「それにしても、1銘柄に2,048万円は……」
沼田「そこが今週いちばん説明の要る話だ。先に数字を出す」
📊 総括|あけた余裕を、そのまま使った
夜見「財務分析担当の夜見です。10月2日終値時点を、先週末と並べます」
| 9/25 | 10/2 | |
|---|---|---|
| 総ポジション | 8,487万円 | 9,350万円 |
| うち現物 | 4,476万円 | 4,356万円 |
| うち信用建玉 | 3,970万円 | 4,914万円 |
| 含み損益 | +217万円 | +85万円 |
| 委託保証金維持率 | 90.9% | 70.4% |
| レバレッジ | 1.87倍 | 2.11倍 |
| 追証まで株価下落 | ▲37.3% | ▲29.7% |
| 保有銘柄数 | 145 | 118 |
夜見「信用建玉が944万円増え、現物は120万円減りました。現物を売った資金で信用を増やした形です」
守田「維持率20.5ポイント、追証までの余裕7.6ポイントを支払って買った。これが今週の買い物の値段だ」
🧾 135明細|売って、絞って、買い直した
夜見「今週の立会は9月28日から10月2日の5日間、売買と現引きは135明細です」
| 内訳 | 明細数 |
|---|---|
| 信用の新規 | 53 |
| 現物の売却 | 49 |
| 現引き | 27 |
| 信用の返済 | 5 |
| 売建の新規 | 1 |
夜見「決済は54明細、実現損益は+19万4,080円でした」
| 利益確定 | 金額 | 損切り | 金額 | |
|---|---|---|---|---|
| EMシステムズ | +5万5,476円 | 日本電技(3明細) | ▲4万9,148円 | |
| 藤倉化成 | +4万8,076円 | 日神GHD(2明細) | ▲4万6,395円 | |
| ソニーグループ | +3万9,676円 | カーリット | ▲2万124円 | |
| 三社電機製作所 | +2万6,976円 | あらた | ▲1万7,330円 |
河内「保有銘柄は145から118に減りました。端株や単元1つだけの銘柄を中心に、49明細を外しています」
守田「日本電技と日神グループホールディングスは損切りだ。日本電技は株式売出で4日続落した銘柄、日神は先週『落ちる理由がないのに下げた』で名前が出ていた方だ」
河内「日神は拾う候補に挙げながら、結果として外しました。同じ資金を1か所に寄せるために、横に広げていた分を畳んだ形です」

🚚 今週の本題|東部ネットワークに2,048万円
夜見「9036 東部ネットワークの明細だけで65件あります。信用買い1万2,900株、現引き1万1,200株・1,359万円」
| 10月2日時点の持ち高 | |
|---|---|
| 現物 | 12,600株 |
| 信用買建 | 4,300株 |
| 合わせて | 16,900株・2,048万円 |
| 総ポジション9,350万円に対して | 21.9% |
日向「5分の1が1銘柄……」
守田「数字をもうひとつ出しておく。東部ネットワークの10月2日の出来高は2,300株、売買代金は300万円だ」
日向「えっ。持っているのが16,900株ということは……」
守田「1日の出来高の7.3倍を持っている。買うときは数日かけて集められるが、売るときに同じ値段では売れない」
夜見「PBR0.32倍・配当利回り1.65%・時価総額69.7億円。25日線から▲1.9%、200日線から▲1.2%で、中期は反発、長期は上昇のトレンドです」
沼田「安いのは事実だ。PBR0.32倍は商会の保有銘柄でも最安の部類になる。だが安さと、出口の広さは別の話だ」
沼田「この21.9%は、値上がりで膨らんだ比率ではない。自分で寄せた比率だ。寄せた以上、出るときの計画も自分で持っておく必要がある」
🎯 権利落ちで拾った分
墨田「9月権利落ちの全数検証で挙げた候補が、どうなったかを記録します」
| 銘柄 | 今週やったこと | 10/2終値 |
|---|---|---|
| 7937 ツツミ | 信用1,000株 → 1,700株へ買い増し | 2,428円 |
| 1871 PSコンストラクション | 信用で300株を新規(@2,094) | 2,082円 |
| 5900 ダイケン | 現物1,000株に信用200株を追加(@857) | 860円 |
| 9045 京阪HD | 信用で100株を新規(@3,100) | 3,102円 |
| 9543 静岡ガス | 信用で300株を新規(@1,291) | 1,291円 |
| 4685 菱友システムズ | 信用で500株を新規(@2,707) | 2,767円 |
| 5408 中山製鋼所 | 信用300株を据え置き | 616円 |
墨田「記事で『丁寧に集められるなら相当いい』と書いたダイケンは、信用で200株だけ足しています。9月29日の出来高が2,100株、10月2日に至っては100株しかない銘柄です。単元2つ分で止めたのは、それ以上は入らないからです」
河内「ツツミは平均建単価が2,568.9円から2,534.3円に下がりました。買い増しで建値が下がっています。ただし含み損は18万円」
花岡「さくらインターネットは10月1日に、また売り建てました。200株です。記事で『拾うのではなく売り直す側』と書いた銘柄が、そのとおりになりました」

📉 実現+19万円、総資産は▲116万円
日向「実現損益は+19万4,080円。でも総資産は▲116万円です」
| 9/25 → 10/2 | |
|---|---|
| 実現損益 | +19万4,080円 |
| 含み損益 | +217万円 → +85万円(▲132万円) |
| 証券口座の純資産 | 4,518万円 → 4,402万円 |
| 総資産(待機枠32万円込み) | 4,550万円 → 4,434万円 |
夜見「権利落ちで買った銘柄が、まだ戻っていないということです。含み損益の内訳は、現物が+119万円、信用が▲35万円」
花岡「年間の配当・調整金・優待の合計は235万円から247万円に戻りました。建玉を増やしたぶん、調整金の受取が増えています」
守田「インカムが12万円増えて、含み益が132万円減った。今週の収支はそういう形だ」

🐒 乱入|レバナス小猿「やっと分かってきたじゃん」
レバナス小猿「ウキッ!1銘柄に2,048万円、レバレッジ2.11倍。いいじゃん、それでこそだよ。分散なんてしてるから増えないんだって」
日向「……褒められています」
レバナス小猿「145銘柄から118銘柄に絞ったんでしょ?もっといけるよ。10銘柄くらいまで絞って、全部レバかけなよ」
守田「褒められると、かえって不安になるな」
夜見「絞ったのは事実です。ただ方向が違います。118銘柄のうち、上位2銘柄で30.7%を占めている一方、残り116銘柄に69.3%が散っています」
夜見「小猿さんのやり方は『確信のある1本に賭ける』です。こちらは『安いものを広く持ち、特に安いものを厚くする』で、賭けているのは銘柄ではなく水準です」
レバナス小猿「それ、言い方を変えてるだけじゃん?」
守田「違いは1つある。出口だ。小猿は上がるまで持つ。こちらは出来高の7.3倍を持っていることを知っていて、だから下で買い、上で少しずつ出す計画を先に書いている」
日向「集中していることを忘れていないか、が分かれ目ですね。今週は忘れないように、比率を記事に書きました」
🧾 まとめ
| 今週の記録 | |
|---|---|
| 売買と現引き | 135明細(決済54明細、実現損益+19万4,080円) |
| 総ポジション | 8,487万円 → 9,350万円 |
| 委託保証金維持率 | 90.9% → 70.4%(レバレッジ1.87倍 → 2.11倍) |
| 保有銘柄 | 145 → 118 |
| 東部ネットワーク | 16,900株・2,048万円=総ポジションの21.9% |
| 総資産 | 4,550万円 → 4,434万円 |
日向「来週は、集中させた分が効くかどうかですね」
沼田「効くかどうかより、効かなかったときにどうするかだ。21.9%は、間違えたときも21.9%で返ってくる」
保有銘柄の一覧は最新ポートフォリオで公開しています。
関連:前週の運用記録(9月21日〜25日 総括)/9月権利落ちの全数検証/権利落ち前に157銘柄を仕分けた回/東部ネットワークの分析
※本稿は個人の運用記録であり、投資助言ではありません。保有株の価格・数量・約定は2026年10月2日時点の証券口座のデータによります。総ポジションは現金+現物評価額+信用建玉評価額、総資産は証券口座の純資産に別口座の現金待機枠を加えた金額で、待機枠は総ポジションにも委託保証金維持率にも含めていません。委託保証金維持率・レバレッジ・追証までの下落余裕は当商会の計算による値で、証券会社の表示値そのものではありません。出来高と売買代金は2026年10月2日の数値で、日によって大きく変動します。年間の配当・調整金・優待の合計は保有銘柄の会社予想をもとにした年換算値で、確定額ではありません。金額は一部を万円単位に丸めています。信用取引は損失が預託した保証金を上回ることがあり、1銘柄に資金を集中させた場合はその影響がさらに大きくなります。個別銘柄は保有と売買の事実を記録したもので、推奨ではありません。






